春日市議会 > 2020-10-27 >
令和2年総務文教委員会 名簿 2020-10-27
令和2年総務文教委員会 本文 2020-10-27

  • "勤務日数"(/)
ツイート シェア
  1. 春日市議会 2020-10-27
    令和2年総務文教委員会 本文 2020-10-27


    取得元: 春日市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-05
    1:                 開議 午前10時00分                ──── ─ ──── ─ ──── ◯委員長高橋裕子君) おはようございます。全員出席であります。ただいまから総務文教委員会を開議いたします。  初めに、委員会記録署名委員の指名をいたします。署名委員川崎英彦委員を指名いたします。  それでは、初めに経営企画部の議会閉会中の所管事務調査及び報告事項を議題といたします。  なお、委員並びに説明員の皆様に申し上げます。発言の際は挙手で発言を求め、委員長の指名を受けた後、マイクのスイッチを入れ、一問一答形式で簡潔明瞭な発言を行ってください。  それでは、説明員の説明を求めます。石橋経営企画部長。 2: ◯経営企画部長(石橋 徹君) おはようございます。経営企画部です。まず、報告事項の一つ目として、第6次春日市総合計画基本計画について萩原課長が説明いたします。 3: ◯委員長高橋裕子君) 萩原経営企画課長。 4: ◯経営企画課長萩原裕之君) 現在、第6次春日市総合計画策定作業を行っておりまして、このたび、基本計画の原案がまとまりましたので、本日、委員の皆様に総合計画の案を配付させていただいております。この中身について単に御説明させていただきます。  こちらですね。1ページをお開きください。  まずは序論です。この序論は2章立てとなっております。  次の2ページを御覧ください。  まず、第1章として、総合計画の概要について触れております。1に総合計画の策定趣旨、2に策定根拠、3に計画策定の視点、4に総合計画の構成と期間について記載しております。  次に、6ページを御覧ください。  第2章として、総合計画策定の背景について触れております。1に社会経済情勢の変化と今後の地域課題について。そして、10ページに、2としまして市民意識の状況を載せております。  続きまして、13ページをお願いいたします。  ここからが6月議会で御議決いただきました基本構想を掲載しております。19ページまでが基本構想の内容となっております。  続いて、21ページを御覧ください。  ここからが前期基本計画の具体的な内容となっております。
     次の22ページが第1章、基本計画の位置づけについてです。  1に記載のとおり、この基本計画は、将来都市像「住みよさ実感都市 かすが~つながる はぐくむ 支え合う~」を実現するために推進する施策を基本構想に掲げる政策に沿って体系したものとなっております。  次に、2の目標年度ですが、令和7年度としております。基本構想が10年の長期構想であるのに対し、この基本計画は、前期と後期で5年ごとの中期計画となっております。  続いて、3の総合計画個別計画の関係性について申し上げます。  基本的には、総合計画が最上位の計画で、個別の計画は、総合計画で示すまちづくりの方向性に適合する形で作成することが求められます。その中にあって、特殊な関係性がある計画が三つございます。  まず一つが、(2)の第6次春日市行政改革大綱になります。行政改革大綱とは、その市における行財政改革の基本的な方針を指し示すものでございます。本市においては、これを別に作成するのではなく、基本計画の一部分、今回で言いますと、アの政策5の1、効果的、効率的な行政運営。これは80ページから記載しておりますが、それと、イの政策5の2、持続可能な財政運営。こちらは82ページからの記載になっておりますが、この二つを、そのまま本市の行政改革大綱として位置づけることとしております。  なお、このような取扱いは今回からではなく、現在の第5次総合計画でも同様の取扱いとなっております。  二つ目は、(3)の春日市国土強靱化地域計画との関係性になります。この計画は、平時から大規模自然災害等の発生に備え、事前の防災・減災と迅速な復旧・復興を可能とする取組を総合的かつ計画的に実施し、強靱な国づくり、地域づくりを推進するために策定する春日市国土強靱化地域計画を、今回から新たに総合計画と一体的に作成いたします。この計画は、国から新たに作ることを求められているもので、作成自体は任意となっておりますが、来年度以降、春日市が現在活用している国の補助金の支給要件がこの計画を作っていることになると言われておりますので、作成することとしております。  そして、国が指定する作成方法の中で、最も事業費をかけずに作成する方法が、総合計画と一体的に作成する方法ということで示されておりましたので、今回、このような形で作成することとしております。  なお、この計画につきましては、これから具体的に作成することとなりますので、今回配付している資料には掲載されておりませんことを申し添えておきます。  最後に(4)、昨年度末に策定しました春日市人口ビジョン、春日市まち・ひと・しごと創生総合戦略との関係性についてです。  23ページの2段落目以降に記載しておりますとおり、人口減少問題の克服に向けた地方創生の推進を春日市の重要課題として捉え、まちづくりの分野に捉われず、総合計画における政策及び施策を横断的に連携させながら、若い世代の結婚から子育てまでの希望がかなうまちづくり、九州で最も住みやすい魅力あるまちづくり、超高齢・人口減少社会に対応した持続可能なまちづくりを市全体で力強く推進しますというふうに記載しております。  今回の総合計画には、政策や施策間の優劣、重要度の強弱ですね、それは表れませんが、地方創生の推進を重要な課題として位置づけ、総合計画の中の政策、施策を連携させながら推進することとしております。  個別計画との関連性については以上です。  次に、24ページを御覧ください。  第2章の目標人口についてです。本市では、これまで基本計画の中で、目標人口を設定しておりましたが、今回は、先ほど申し上げたまち・ひと・しごと創生総合戦略、この中の目標人口総合計画の中でも共有し、同じ目標として政策を推進することとしております。人口の目標を計画ごとに変える必要はありませんし、むしろ、一つの目標に向けて、総合計画総合戦略を一体的に推進したほうがよいという判断によるものでございます。  この24ページにある棒グラフは、総合戦略のものをそのまま掲載した形となっております。総合戦略の令和7年度の目標人口が11万3,274人となっておりますので、この目標でも、同じ人数を目標人口としております。  続いて、26ページを御覧ください。  この表は、基本計画における政策、施策の体系図となっております。基本構想で定めた五つの基本目標と、それを達成するための28個の政策、そして、各政策を達成するために、95個の施策が定められております。  続いて、30ページ以降の御説明をいたします。30ページを御覧ください。  今回の計画では、28ある政策の各論を政策ごとに見開き2ページで掲載しておりまして、その中で、左のページに、一つ目が政策の基本方針、二つ目に現状と課題、三つ目に代表的な指標を掲載しております。そして右のページに、政策推進のための主な施策を記載しております。全ての政策がこのような見開きの形で掲載されている形となっております。  現在の総合計画からの変更点としましては、政策ごとに代表的な指標を掲載している点になります。これにより、各政策の目指す成果を具体的に市民に示すことができるとともに、進捗状況についても、客観的な数値を基に管理することができるようになると考えております。  最後に、少し飛びまして、86ページを御覧ください。  第4章としまして、総合計画SDGsとの関係性について触れております。  本市とSDGsの関わりについては、この86ページの3段落目に記載しておりますとおり、春日市が総合計画により推進する政策・施策は、第一に、市民一人一人の住みよさを実現するために推進するものですが、その多くがSDGsの「17の目標」が目指す方向性と合致しており、SDGs目標達成にも貢献できる取組であるということで整理しております。  そして、88ページ、89ページを御覧ください。  この表は、春日市の施策がSDGsのどの目標に貢献しているのかを整理して、このようにまとめて、総合計画の中に掲載する予定としております。  なお、このSDGsの内容は、現在まだ調整中のものでして、原案として決定されているものではないことを申し添えさせていただきます。  総合計画の案については以上でございますが、最後に、今後のスケジュールについて御説明いたします。  A4一枚紙の総合計画策定スケジュールという資料を御覧ください。 5: ◯委員長高橋裕子君) はい、どうぞ。 6: ◯経営企画課長萩原裕之君) よろしいですか。別紙ですね。別紙でA4の1枚ですね。はい、こちらのほうに、基本構想の議決から総合計画、製本に至るまでの全体のスケジュールを記載しております。現在は10月ですので、ここで言うと、9月から10月の総合計画審議会、これは部有識者の意見を反映させるための組織でして、それの開催と、その下の10月から11月のパブリックコメントの手続を行っている段階となります。  総合計画審議会については、回数を3回と記載しておりますが、ちょうど昨日、その3回目の審議を終えたところでございます。そして、パブリックコメントについては、記載のとおり、10月13日から11月12日までの1カ月間で、市民や市に通勤通学する皆様から意見を求めることとしております。  本日、委員の皆様に配付させていただいた総合計画の原案については、内容が、かなりボリュームがございますので、後ほどゆっくり御一読いただきまして、御意見がございましたら、できましたらパブリックコメントの形でお寄せいただけるようお願いいたします。  なお、この先のスケジュールについては、11月から12月にかけて、副市長と各部長で構成される総合計画策定委員会を開催しまして、パブリックコメントで寄せられた意見や、総合計画審議会の答申を受けて原案を再検討することとなります。そして、12月末に基本計画を決定いたしまして、令和2年度内に製本・印刷を行う予定となっております。  総合計画については、以上でございます。 7: ◯委員長高橋裕子君) ここで暫時休憩いたします。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午前10時14分                 再開 午前10時25分                ──── ─ ──── ─ ──── 8: ◯委員長高橋裕子君) 休憩前に引き続き、委員会を再開します。  説明員の説明が終わりましたので、これより委員の質疑をお受けいたします。  質疑はありませんか。岩切委員。 9: ◯委員(岩切幹嘉君) 22ページですけども、春日市の国土強靱化地域計画、これは新たに総合計画の中で一体的に取り組んでいくということでありましたけども、これから具体的に考えられていくかと思いますが、この配付いただいたスケジュールの中で、ここの部分については、どのように具体化されていくんでしょうか。 10: ◯委員長高橋裕子君) 石橋経営企画部長。 11: ◯経営企画部長(石橋 徹君) 国が進めている国土強靭化計画を地方でも作りなさいというのがありまして、ひな形みたいなものが、県が作っている部分がありまして、そこの部分をまとめた上で、先ほどのSDGsでこの項目はこれに該当しますよみたいなのがつくんですけど、そんな形でですね、想定される災害みたいな形で、そのための施策としてこれをしますみたいなところをひもづけてですね、そこに項目を書くみたいな。そして、最初の5ページぐらいにその国土強靱化の概要みたいなのを書かせていただいてですね、そしてこの総合計画の施策とつながる部分について、SDGsと同じように該当項目を示させていただくという形を考えております。これ、ちょっと止めてもらっていいですか。 12: ◯委員長高橋裕子君) はい、暫時休憩します。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午前10時27分                 再開 午前10時28分                ──── ─ ──── ─ ──── 13: ◯委員長高橋裕子君) 休憩前に引き続き、委員会を再開します。岩切委員。 14: ◯委員(岩切幹嘉君) この計画に取り組む一つの大きな理由としては、国の今後の補助金に関わるのが一つの大きな理由かと思いますけども。 15: ◯委員長高橋裕子君) 今おっしゃったのが、休憩中の話です。 16: ◯委員(岩切幹嘉君) いや、これは先に説明がありましたので、一番最初の。 17: ◯委員長高橋裕子君) 一番最初の説明ですね。 18: ◯委員(岩切幹嘉君) そうそう、それはちゃんとおっしゃったので、それに基づいて、今、質疑していますけども。そうなりますと、逆に縛りが出てくる懸念もあるかと思いますが、本来取り組むべき事前の防災減災、いろんな、広範囲だと思いますけども、ここが、国の補助金の関わるところを主体的に持ってきた場合ですね、本来取り組むべきことが、ちょっと漏れるんじゃないかという懸念がありますが、そこら辺の考え方はいかがでしょうか。 19: ◯委員長高橋裕子君) 石橋部長。 20: ◯経営企画部長(石橋 徹君) 中身については、安全安心課とともに作り上げておりますが、そこの部分は漏れなく、地震、風水害、停電とか、大規模な危機に対して、どのようなことが想定されて、どのような備えをしますかみたいなのをまず頭に書いて、そのための施策として、それぞれの施策がつながるみたいな形でひもづけするという形で、今、作成中にはなります。 21: ◯委員(岩切幹嘉君) はい。以上です。 22: ◯委員長高橋裕子君) ほかにありませんか。西川委員。 23: ◯委員(西川文代君) 私も同じようなことをお聞きしようと思いましたけれども、今日いただいた分にはないということですが、先ほど岩切委員のほうが、内容をどういうふうにするかということを質問され、回答がありましたけれども、これはいつになったら示されるんでしょうか。今はまだできてないということですけど、このスケジュール、日程っていうのは考えていらっしゃいますか。 24: ◯委員長高橋裕子君) 萩原課長。 25: ◯経営企画課長萩原裕之君) 総合計画の作成を12月末までにする予定にしておりますので、それと併せてですね、12月末までに出来上がるように進めていこうというふうにしております。  以上です。 26: ◯委員長高橋裕子君) ほかにありませんか。はい、川崎委員。 27: ◯委員(川崎英彦君) 24ページの人口ビジョンが示されているんですけど、御説明の中で、現状の人口が多少前後してもですね、それに関係なく施策を進めていくというような説明がありました……してないですか。そうですか、すいません。ちょっと、じゃあ、僕が誤解して捉えてるんだと思うんですけど。  御存じと思いますが、福岡市は人口のピークが2035年に160万人というふうな数字を出しているので、僕もそういうふうに、春日市もそれに近いような形でですね、その前倒しでピークは来るとは思うんですけど、そういうふうになってくるだろうと思います。そして、実際、将来的には緩やかな人口減になってくるとは思うんですけど、その人口ビジョンに合わせてというかですね、そこに目標を置きながら、いろんな施策が絡んできているわけじゃないですか。だから、毎年、目標値と違う数字が上がってきた場合には、その都度、何か微妙な調整とかっていうのをいろんな施策の中でしていかれるんですかね。それとはもう全然関係なく、もう施策は施策で進めていくっていうふうな感じですか。 28: ◯委員長高橋裕子君) 石橋部長。 29: ◯経営企画部長(石橋 徹君) 毎年、微調整までは行っておりませんけど、先ほど言いましたように、この総合計画、5年計画になりますので、その5年後の人口の動きを見て、また、この目標人口は若干動きがあるのかなと。それと、先ほど申しました総合戦略も5年ごとに見直しをかけておりますので、前回作った総合戦略から、今回作りました総合戦略は若干見直しはしております。そんな形で、実際、古い建物が壊れてマンションが建ったりしたら若干増えたりしますので、それぐらいの微調整は5年ごとに総合戦略の中で行っているのが、今のところ、現状です。  以上です。 30: ◯委員長高橋裕子君) ほかにありませんか。藤井委員。 31: ◯委員(藤井俊雄君) 第3章の30ページから終わりのほうまでになりますが、各政策のところですけれども、代表的な指標ということで、各欄、数値目標を設定されてあります。これは非常に、今後、事業を具体化する上で、また、前進させる上で前向きになってよいと思うんですね。ですが、数値を見てみますと、比較的、何ていうんですかね、実行可能ではありますけれども、比較的ちょっと低いのかな、もっと高く設定してもいいのかなというふうに思いますが、この辺、設定した意図というか、その辺はいかがでしょうか。 32: ◯委員長高橋裕子君) 石橋部長。 33: ◯経営企画部長(石橋 徹君) まず基本に戻りますけど、今回ですね、この指標は、基本はですね、あくまでも実現可能な目標を今回上げさせていただいております。目標はすごいところにあるんだけど、実現可能な目標という形で所管が上げてきた部分にはなります。  それと、あと一つですね、先ほどの萩原の補足なんですけど、15ページに戻っていただいてですね。まちづくり基本理念として、「誰もが住み続けたいまちづくり」「みんなが活躍する協働のまちづくり」「未来へつなげるまちづくり」という部分をですね。これ、市民もなんですけど、職員もみんな、これを根底に置いて仕事をしましょうという形で今回作りましたので、国の法定受託事務で行っている生活保護、年金、あと、今まで載ってなかった税、収納、監査とか会計とかという形も全て、今回、総合計画に入れさせていただいて、みんな、この理念を持って10年後を目指しましょうという気持ちで、今回総合計画を作らせていただきました。その中で、目標値についても、その5年後の実現可能な部分に向かって進んでいきましょうという、もう作っただけの計画ではなく、実際にこれを見ながら、これが基本の目標ですよという形で進めていきましょうということで、今回、総合計画を作らせていただいた形にはなっております。  以上です。 34: ◯委員長高橋裕子君) よろしいですか。 35: ◯委員(藤井俊雄君) はい。 36: ◯委員長高橋裕子君) 迫委員。 37: ◯副委員長(迫 賢二君) 今のに関連してですね、数値目標というのはそういう形でされたということですけど、通して見たら、ああ、なるほどなと思うんですけど。例えば、84ページのですよ、何か選挙の投票率とかそういう形は、そういう低い目標でいいのかなというのもあるし、逆にマイナンバーとかは絵に描いた餅のような形になるんじゃないかなとかね。ほかは全て、何か、なるほどなって思ったんですけど、その2点だけがちょっと気になるんですけど、それは何か根拠があってのことなんですか。それとももう、投票率にしたって、これから先、18歳以上になってて、投票率がどんなふうになるのかなっていうところで、その低い目標でいいのかなと思ったのが、ちょっとあったんですけど。すいません、そういう質問でいいのかどうか、分からないけど。お願いします。 38: ◯委員長高橋裕子君) 石橋部長。 39: ◯経営企画部長(石橋 徹君) 今後ですね、先ほど申しましたように内部の協議が始まってきますので、まだこの素案はできたばっかりですので、この目標値についても、みんながまだ見ていない状況になりますので、これ、所管が出してきた案を出しておりますので、今、迫委員の意見を聴いていて、もっともだと思いましたので、これは、今後、要協議にはなると思いますので、またそのような意見がございましたら、実現可能にしても低過ぎるだろうとかいう形でございましたら、次回でも御意見いただいたら、そこは伝えて、改正できるものは改正していきたいと思います。  以上です。 40: ◯委員長高橋裕子君) 西村委員。 41: ◯委員(西村澄子君) すいません、関連しているようで、教えていただきたいんですけど、市民の意識調査が10ページから11ページまであります。そして、11ページに、この全体の相関図というところで示されているんですけど、これは市民の意識調査の中の相関図だと思うんですね。そして、この約2,000名の市民の方が考える満足度というんですかね、今の春日市の満足度と、その行政、提案される方、作られる方々の満足度というか、主観的なものは、若干ずれるところもなきにしもあらずかなというふうな思いがあります。ですので、これを作られるに当たって、何ていうんですかね、市民意識調査の状況を十分に、柱として作られているのか、それとも、その今までの流れの行政のお考えの下、足りないところを柱として、あくまでもその市民の意識調査も交えてというような考えなのか、ちょっとお聞きしたいです。 42: ◯委員長高橋裕子君) 石橋部長。 43: ◯経営企画部長(石橋 徹君) やっぱり市民の満足度を上げることが行政の仕事と思っておりますので、このアンケートを提示しながら、どこが足りなくて、どこに力を入れるべきという部分も参酌しながら作成を行いました。アンケートだけにとどまらず、出前トーク等、市民の意見を聴きながら、どこが足らない、どこに力を入れるべきっていう部分を考えながら、施策を進めていった計画と考えております。  以上です。 44: ◯委員長高橋裕子君) 西川委員。 45: ◯委員(西川文代君) すいません、先ほど、ちょっと引き続き質問すればよかったんですが、同じく国土強靭化地域計画の件ですが、先ほどですね、回答が12月末ということでしたが、一応パブリックコメントは10月13日から11月12日っていうことで、結局、この部分がですね、基本計画の中で一体的に策定となっているのに、パブリックコメントする内容には入っていないと。そこら辺りは、ちょっとどうなんでしょうか。どのように捉えてらっしゃいますか。 46: ◯委員長高橋裕子君) 萩原課長。 47: ◯経営企画課長萩原裕之君) 最初の御説明でもちょっと申し上げましたけれども、パブリックコメントは、総合計画についてまずさせていただいていることになりまして、国土強靱化計画というのは、個別に存在する計画にはなるんですけども、簡易的に作る方法として、総合計画と一体的に作るという形を取らせていただいていますので、別物というふうに考えております。  以上です。 48: ◯委員長高橋裕子君) 西川委員。 49: ◯委員(西川文代君) それとですね、42ページですけれども、これで終わらせます、あとは11月に聞きますが、産業の振興のところでですね、これは令和7年度までの計画っていうことですけれども、5年間のですね。ここにですね、春日原駅周辺整備事業っていうのは、春日市にとっては大きな事業、そして、そこの計画の範囲に入るところですけれど、それが、この中にはちょっと、代表的な指標ということで、全体的なことですけど、何か具体的なものっていうのはないですけれども、そこら辺りは何か考えがなかったんでしょうか。 50: ◯委員長高橋裕子君) 石橋部長。 51: ◯経営企画部長(石橋 徹君) 春日原の駅前の整備については、69ページ。交通体系の整備維持の部分の右側の3番、交通結節点の整備の部分で書かせていただいている状況にはなります。 52: ◯委員長高橋裕子君) 西川委員
    53: ◯委員(西川文代君) こういうふうに書かれているということですけど、周辺整備事業ということがですね、やはり春日原駅周辺の活性化、まちづくりというところで今までずっと来てたので、ちょっとここの部分では、私としてはちょっと違うのかなという思いがあって質問いたしました。ちょっと意見です。  以上です。 54: ◯委員長高橋裕子君) ほかにありませんか。川崎委員。 55: ◯委員(川崎英彦君) それぞれの基本目標の中の、さっき話が出ました目標値なんですけど、これは数値が入ってないという矢印のところはですね、最終的には数値が入るというふうに理解していいですか。 56: ◯委員長高橋裕子君) 石橋部長。 57: ◯経営企画部長(石橋 徹君) 具体的な数値を入れずにですね、矢印という場合もあります。どうしてもですね、高齢者が増えるとですね、下がる部分が出てきます。高齢者の人口が5年後増えてきますので、介護で何とかを低くするみたいな。本当は、高齢化が続くと絶対減ると見える数値があると思うんだけど、その数値を入れるとあれですので、上げるという目標を書かせてもらうみたいなパターンがですね、どうしても、将来見ると、これはどれだけ頑張っても減るよっていう部分がありますので、その部分は具体的な数字を書かずに、矢印で書かせていただいた部分もあります。  以上です。 58: ◯委員長高橋裕子君) 川崎委員。 59: ◯委員(川崎英彦君) 書かざるを得ない部分もあるのかなというふうには思うんですけど、例えば48ページの中のですね、これは共有なんですけど、代表的な指標なので、項目を書かれて、ごめんなさい、48ページの中にですね、代表的な指標というのがあるんですけど、これは今、春日市は、これから教育の話もしますけど、不登校がどんどんどんどん増えている状況で、そこが喫緊の課題なのに、そこが載らないというのもちょっとどうなのかなというふうに。それについてもですね、しっかりと数値を出してもらいたいなと。矢印とかではなくて、数値を出してもらいたいなと。矢印ではなくてですね、やっぱり数値をもって、それに向かって取り組んでいくということが大事なことになってくると思うので、矢印をできるだけ減らしてですね、数値を明確に掲げていくということが必要だと思うんですけど、その点についてどうですか。 60: ◯委員長高橋裕子君) 石橋部長。 61: ◯経営企画部長(石橋 徹君) 今回ですね、指標というのを初めて取り入れさせていただきました。実際、この進行管理がどうできるかとかいう形もございましてですね。今回は、先ほど言った部分の指標とかもございますので、矢印ということもありですよっていう形でですね、所管と目標設定を行ってきたところになります。今回、初めて、進行管理に指標を取り入れたみたいな形になりますので、今回は所管と協議しながら、矢印もありという形で調整させていただいたところにはなります。  以上です。 62: ◯委員長高橋裕子君) 川崎委員。 63: ◯委員(川崎英彦君) SDGsは2030年ですけども、既に、そっちのほうの数値目標がですね、世界的には数値目標が明確にされて、それに向かって進んでいる状況で、今回、総合計画の中で数字が入ったというのはとてもすばらしいことだと、本当に感謝しているところです、個人的はですね。実際、数値があるとですね、やっぱり妥協できないですから、それは非常にありがたいと思っておりますことを申し添えておきます。すいません、ありがとうございます。 64: ◯委員長高橋裕子君) ほかにありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 65: ◯委員長高橋裕子君) ないようですので、では、これは11月の閉会中の委員会でも引き続き委員の皆さんの質疑をお受けしますので、当日持ってきていただくということと、当然お分かりだと思いますが、総合計画のことですので、個別計画とか具体的な実施計画というのは、それぞれの所管がやりますので、あくまでも総合計画の観点からの捉え方、そういうことでの質疑にしていただきたいと思います。 66: ◯委員(川崎英彦君) ごめんなさい。すいません、追加で。 67: ◯委員長高橋裕子君) 川崎委員。 68: ◯委員(川崎英彦君) すいません、ごめんなさい。総合計画審議会のメンバーっていうのは、どなたになるんですか。 69: ◯委員長高橋裕子君) 萩原課長。 70: ◯経営企画課長萩原裕之君) 人数15名になります。学識経験者であったり、団体、ずっと読み上げ。 71: ◯委員(川崎英彦君) いや、大体でいいです。 72: ◯経営企画課長萩原裕之君) 九大の教授であったり、商工会、社協、身障協、あと、市民代表、そういった皆さんで構成されております。  以上です。 73: ◯委員(川崎英彦君) はい、ありがとうございます。 74: ◯委員長高橋裕子君) よろしいですか。 75: ◯委員(川崎英彦君) もう1点。 76: ◯委員長高橋裕子君) では、川崎委員。 77: ◯委員(川崎英彦君) それでは、総合計画策定委員会は。 78: ◯委員長高橋裕子君) 萩原課長。 79: ◯経営企画課長萩原裕之君) 副市長と各部長で構成される組織になります。  以上です。 80: ◯委員(川崎英彦君) ありがとうございます。 81: ◯委員長高橋裕子君) よろしいですか。 82: ◯委員(川崎英彦君) はい。 83: ◯委員長高橋裕子君) それでは、次の議題に移りたいと思います。説明員の説明を求めます。  萩原経営企画課長。 84: ◯経営企画課長萩原裕之君) それでは、続きまして、令和3年度に向けた組織再編について説明させていただきます。  お手元のA4一枚紙の、組織再編についてというタイトルの資料を御覧ください。  令和3年度に向けた組織見直しについて案が固まりましたので、御報告させていただきます。  基本的な見直しの方針としましては、新型コロナウイルス感染症への対応を全庁的な協力体制で来年度以降も取り組む必要があることから、組織再編による体制の影響を最小限にとどめるべきと考えまして、緊急性が高く、令和2年度中の対応が不可欠な組織再編や、新型コロナウイルス感染症の発生により生じた組織課題への対応など、必要性が高いものに限って検討しております。  それでは、資料を使って説明させていただきます。資料の見方としては、表の左側が現行の組織、右の表が令和3年度の組織案となっております。そして、令和3年度組織案の説明欄には、組織再編に伴う業務の移管状況を表しております。  今回の再編のポイントは、大きく3点ございます。表の下のところに簡単にまとめております。  まず1点目が、福祉支援部の再編でございます。再編の要因としては、主にア、イ、ウに記載のとおりとなっております。  具体的には、上の表で御説明いたします。まず、上から三つ目の課、子育て支援課、こちらに発達支援室が来年4月1日から設置されますので、それに伴いまして、発達支援担当を新設いたします。  次に、その下の課、こども未来課、こちらが、須玖児童センターの指定管理者制度導入により児童担当の業務が縮小されますので、児童担当を解散し、その児童担当が持っていました放課後児童クラブの業務は、同じ課内の保育担当が受け持つこととなります。そして、児童センター業務は、子育て支援課の子育て支援担当が受け持つこととなります。  そして、こども未来課の補足ですが、こども未来課の母子児童担当という組織がありましたが、この名称が、対象は母子だけに限らないという理由で、児童給付担当と変更することとなります。  福祉支援部、三つ目の再編のポイントですが、須玖保育所を公私連携型保育所に移行するため、須玖保育所の担当所管を廃止しまして、その分、昇町保育所に正職保育士を集中させて、保育の地域支援や特別支援保育の機能を強化することとしております。  福祉支援部の再編については、以上となっております。  続いて、ポイントの二つ目、安全安心課への危機管理担当の新設です。表の一番下の部分になります。  今回の新型コロナウイルス感染症のような危機は、発生すること自体は避けられませんので、発生前からの十分な備えと早期警戒により、被害を最小限にすることが重要となってきます。このため、自然災害にとどまらず、あらゆる危機に対して司令塔となって対応するための専門部署を新設することとしております。説明欄に記載しているとおり、それぞれの所管から関連する業務を集約する形となっております。  再編のポイントの三つ目、ふれあい文化センターの指定管理者制度の導入により、地域づくり課の文化振興担当の業務量がかなり縮小されていたため、文化振興担当を解散しまして、同じ課内の協働推進担当と統合いたします。統合に合わせて、名称も協働推進文化振興担当と変更しまして、文化の名称を組織として残す形としております。  組織再編の概要については以上です。今後は、関係規則の改正など必要な準備を進めまして、新組織移行後に実務に支障が生じることのないように準備していくこととしております。  以上です。 85: ◯委員長高橋裕子君) 説明が終わりました。質疑をお受けします。藤井委員。 86: ◯委員(藤井俊雄君) この組織再編で、まず令和2年度から令和3年度にかけて変更される所管が、人数がどう変わるかをまず教えてください。 87: ◯委員長高橋裕子君) 石橋部長。 88: ◯経営企画部長(石橋 徹君) 人数については、今後の協議という形になりますけど、基本的には、どこに何人配置するかまではまだ確定はしておりません。今後、その組織に合わせて、どのように配置していくかというのを今後詰めていく段階です。申し訳ありません。  以上です。 89: ◯委員長高橋裕子君) 藤井委員。 90: ◯委員(藤井俊雄君) 総務ですから、これはもう報告だと思いますが、各所管にはどのような報告なりがなされたんでしょうか。 91: ◯委員長高橋裕子君) 庁内の協議のことですよね。 92: ◯委員(藤井俊雄君) はい。 93: ◯委員長高橋裕子君) 庁内の協議について。はい、石橋部長。 94: ◯経営企画部長(石橋 徹君) 庁の組織でですね、事務改善委員会というのがございまして、その事務改善委員会の下に、専門部会みたいな形と、その中で担当者と話し合いながらつくり上げた形になります。一方的にこうしなさいという形ではなく、来年こんなことが変わるけど、これで大丈夫か、どの組織でするかという形を庁内で詰めながら、この形をつくり上げております。  以上です。 95: ◯委員長高橋裕子君) いいですか。 96: ◯委員(藤井俊雄君) はい。 97: ◯委員長高橋裕子君) ほかにありませんか。迫委員。 98: ◯副委員長(迫 賢二君) 待ち望んでいた危機管理の担当ができますもんで、これですね、例えば、こういう担当から課のほうに、危機管理課とかですね、そういう形にこう、行く予定は、まだ今のところないかもしれませんけど、そういう形でつくられたのか。いきなり、その危機管理課をつくろうということが、全くその話の中になかったのかなと、ちょっと聞きたいなと思って。どんなものですかね。 99: ◯委員長高橋裕子君) 課じゃなくて、係。 100: ◯副委員長(迫 賢二君) そうですね。 101: ◯委員長高橋裕子君) 石橋部長。 102: ◯経営企画部長(石橋 徹君) 委員がおっしゃるとおり、課をつくるという議論も中にはございました。ただ、通常の時点でどれだけの業務量があるのかとか、今回コロナがありましたけど、平時の部分の業務内容とかという形も精査しまして、今回は担当という形で調整させていただいております。 103: ◯委員長高橋裕子君) よろしいですか。 104: ◯副委員長(迫 賢二君) はい。 105: ◯委員長高橋裕子君) ほかにありませんか。岩切委員。 106: ◯委員(岩切幹嘉君) 文化振興のほうが協働推進に統合されるということでありますけども、多分、この業務内容が連動しているということでここに統合されているかと思いますが、この協働推進というのは、どういう業務でしたかね。 107: ◯委員長高橋裕子君) 石橋部長。 108: ◯経営企画部長(石橋 徹君) 主に自治会との協働を進めるみたいな形で、自治会担当業務が主な形にはなります。今現在は、自治会業務が中心。自治会支援業務。 109: ◯委員長高橋裕子君) 岩切委員。 110: ◯委員(岩切幹嘉君) 市民から見ていろいろ、窓口がどこなのかなとか、自分たちが関わっているところが、この協働推進文化振興というのが、市民から見てですね、非常に業務が分かりづらいような気がしますけども、そこの名称を何か、もうちょっと分かりやすくしたほうがいいんじゃないかなと思っているんですが。 111: ◯委員長高橋裕子君) 石橋部長。 112: ◯経営企画部長(石橋 徹君) 正直言って、長過ぎる名称という部分もいろいろあってですね。ただ、その「文化」という名前は残そうと。そして、「協働も進める」という部分も残そうという形で、最終的にこの案で調整させていただきました。  あと一つ、文化とスポーツを教育委員会から抜いて、今後、文化という名前を残しながら、文化とスポーツの連携とかも今後はちょっと考える、今、道筋にはあります。ただ、今、ふれあい文化センターを指定管理にした後に、指定管理はすごく今頑張ってくれているんですけど、その最終の段階で、人数を減らしたり、今、大分もう指定管理が軌道に乗ってきましたので、文化を今後どうしようかって形で、同じ課内にあった部分と、先ほど萩原が言いましたように、今回は、なるべく小さい動きという形でさせていただきましたので、この案で行かせていただきたいと考えています。  以上です。 113: ◯委員長高橋裕子君) 岩切委員。 114: ◯委員(岩切幹嘉君) 今後検討していただきたいんですが、ちょっと無理があるなと、正直言ってですね。この協働推進という名称自体も、市民の方々、自治会のそういう活動も関わることなんだなっていうのをもっと分かりやすく、今後、名称も併せて考えていただければと思いますので。 115: ◯委員長高橋裕子君) はい、石橋部長。 116: ◯経営企画部長(石橋 徹君) 今後、さらなる組織が分かりやすくするように努めていきたいと思いますが、今回はですね、手当てが必要なところを必要最小限に扱ったという形ですので、御了承ください。 117: ◯委員(岩切幹嘉君) はい。 118: ◯委員長高橋裕子君) 西村委員。 119: ◯委員(西村澄子君) すいません、発達支援課になるんですか、担当になるんですね。これは産後ケアとかを中心にされるというところの担当になるんでしょうか。 120: ◯委員長高橋裕子君) はい、石橋部長。 121: ◯経営企画部長(石橋 徹君) いや、産後ケアは子育て支援のところにはなります。これは、今、発達にちょっと課題があるお子さんたちが増えてきてありますので、その部分を中心に、早いうちからの療育みたいな形が中心にはなります。あくまでも産後ケアとかは、子育て支援担当が今までどおり持つ形になります。  以上です。 122: ◯委員長高橋裕子君) 西村委員。 123: ◯委員(西村澄子君) はい、ありがとうございます。  別件で、危機管理課ということで、災害対策本部というところで書いてありますけど、例えば、この前みたいに台風10号とかで災害対策本部を、例えば、避難所とかを設置したときの、その災害対策本部の人員がここから配置されるということになるんですか。
    124: ◯委員長高橋裕子君) 石橋部長。 125: ◯経営企画部長(石橋 徹君) 災害対策本部の事務局をするみたいな形でですね、対策本部自体はもう職員総出みたいな形になりますので、あくまでも司令塔みたいな、その事務局を行うという形と捉えています。  以上です。 126: ◯委員長高橋裕子君) いいですか。ほかにありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 127: ◯委員長高橋裕子君) はい、石橋部長。 128: ◯経営企画部長(石橋 徹君) すいません、今後ですね、これ、最初に総務文教委員会さんに御説明差し上げて、あと、それぞれ来年からその所管業務に関わってきますので、それぞれの委員会で11月、それぞれの部が説明することについて、御了承いただいてよろしいですか。 129: ◯委員長高橋裕子君) みなさん、それでよろしいですね。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 130: ◯委員長高橋裕子君) これはまだ外に出せない部分ですよね。はい、そうですね。  はい、石橋部長。 131: ◯経営企画部長(石橋 徹君) 今回、先ほど出すと申しましたけど、必要最小限ですので、その部制条例を扱う、部間の移動とかの業務がございませんので、その部分を御了承いただきたいと思います。部内での移動という形になっております。 132: ◯委員長高橋裕子君) じゃあ、これは回収しますか。じゃあ、今の説明資料は後ほど回収いたしますので、よろしくお願いいたします。  その他について説明をお受けいたします。上野秘書広報課長。 133: ◯秘書広報課長(上野志保君) お配りしておりますプレスリリースの様式、ホチキス留めのものを御覧ください。  このたび、「シティブランド・ランキング─住みよい街2020─」で、春日市が全国総合8位、九州沖縄エリア1位を獲得しましたので、御報告をさせていただきます。  このシティブランド・ランキングとは、日経BP総研が働く世代、主に全国の20代以上のビジネスパーソン、2万1,850人になりますが、そちらを対象に、実際に住んでいる、または直近で住んでいた町に対する住みよさについてインターネット調査した結果でございます。  ランキングの作成については、「安心・安全」「快適な暮らし」「生活の利便性」「生活インフラ」「医療・介護」「子育て」「自治体の運営」「街の活力」という8分野、合計38の評価項目について調査・集計をしております。  昨年は、春日市は、九州沖縄エリアで福岡市に次ぐ2位、全国20位でしたが、今年は何と1位に輝いたということになります。  春日市の分析内容ですが、実を言うと、生活インフラ部分の順位が非常に高く、全国で10位。こちらは東京都以外の自治体で唯一のトップテン入りとなっております。また、個別の項目につきましては、「住民が利用できる運動・スポーツ施設が充実している」というのが、何と全国総合1位を獲得しております。また、生涯学習プログラムの充実についても全国3位と、非常に文化・スポーツの部分について評価が高くなっておりました。また、医療関係、小児科、産婦人科や夜間・救急医療体制についても評価が高く、「子ども向けの体育・文化活動が盛ん」「教育機関の充実」「子供を遊ばせる場所が多い」などの評価項目が全国トップテン入りしておりまして、子育て環境についての評価も高くなっておりました。詳しい分析結果は、裏面を御覧いただければと思っております。  こちらはですね、実際に住んでいる人、または直近に住んでいた人を対象にしていることから、生活上の実感に基づいた調査結果であると考えております。サンプル数のばらつきはあるものの、高い評価をいただいたことを前向きに受け止め、今後もブランディング向上に取り組みながら、シビックプライドの充実に努めてまいりたいと考えております。  以上です。 134: ◯委員長高橋裕子君) 説明が終わりました。質疑をお受けします。質疑はありませんか。岩切委員。 135: ◯委員(岩切幹嘉君) いろんな調査機関があるかと思いますが、特にこの日経BP総研というのは、非常に信頼性が高いというふうにお聞きしておりますけども、そういうことを併せて説明していただくと、さらにもっと説得力が出るんじゃないかと思いますが、そこの情報をお持ちであればお願いいたします。 136: ◯委員長高橋裕子君) 上野課長。 137: ◯秘書広報課長(上野志保君) 日経BP総研の調査は毎年行われていまして、経年で見ることができる調査としては、非常に参考にはしております。また、先ほども申し上げましたが、実際に住まれていた方、現在住んでいる方を対象にしていることから、何といいましょうか、数字上の、例えば市民1人当たりの公園の面積が幾つであるとか、学校までの距離がどれぐらいであるとかっていう客観的な数値データではなく、実感に基づく調査というところが、非常住みよさというところで春日市が評価されたのかなと思っております。  以上です。 138: ◯委員長高橋裕子君) いいですか。岩切委員。 139: ◯委員(岩切幹嘉君) 内容的には、だから実態に基づく調査を、そこに非常に信頼性が高いということと、あと、例えば対象の、何ですかね、人数とかいうのはどうなんですか。いろいろ、どれぐらいの人数でとか、そういうところまでは。ほかのところと比べて。 140: ◯委員長高橋裕子君) 上野課長。 141: ◯秘書広報課長(上野志保君) 全国でですね、約2万人を対象にしているんですが、その中で、20人以上、一つの自治体について回答したものを有効回答としているみたいなんですよ。それで、今回の調査につきましては、春日市は回答者が29名ということになっております。こちらが、政令市や23区になりますと100人規模の回答が出ていますので、ちょっとそこにばらつきはあるかなというふうには感じております。  以上です。 142: ◯委員長高橋裕子君) よろしいですか。 143: ◯委員(岩切幹嘉君) はい。 144: ◯委員長高橋裕子君) ほかにありませんか。迫委員。 145: ◯副委員長(迫 賢二君) すばらしい結果にすごくびっくりしているんですけど、本当に御苦労だったと思います。ありがとうございます。  例えばですね、これ、もちろん、見方によっては1位とか2位とか3位とか、こういう形になっていますけど、やっぱりほかと比較しながら、どこか足りない部分がもしかしたら、もうちょっと注力したらよくなるんじゃないかなという今後の反省点をするために、例えば、2ページの上の安心・安全の「治安がよい」ってあるじゃないですか。176位になってるじゃないですか。これが、例えば、1位から10位まででも、1位から5位まででもいいですけど、近隣市町村で何かこういうのがある、そういう一覧表みたいなのがあるんですかね、ないんですかね。もう春日市としてこのランクですよっていうお知らせしかもうないんですよね。何か、例えば、大野城市で、近くであったりとか、那珂川市で近くであったりとか、福岡市で近くであったりとか、何か、自分が目で見て感じられて、「ああ、あそこをまねすれば、こういう形になるんだな」って比較対象ができれば、もっと先に進めるのかなと思っているんですけど、そういう資料っていうのはないんですよね。 146: ◯委員長高橋裕子君) 上野課長。 147: ◯秘書広報課長(上野志保君) この評価項目がですね、全部で38あるんですけれど、評価項目ごとの順位というのは、一覧になっているものが、実はインターネット上の結果発表なんですが、そちらには評価項目ごとの順位っていうのはないんですよね。ただ、全国順位なり九州の順位が高い市というのがありまして、例えば、九州エリアでいえば、1位が春日市、2位が福岡市、3位が宗像市、4位が太宰府市というような順位になっているんですが、その「市のスコア」を見れば、福岡市が「治安がよい」で全国何位、宗像市が全国何位っていう、地道に拾っていけばできなくはないというところですので、おっしゃるように、この偏差値が低い部分をですね、近隣市を少し拾って、分析の参考にさせていただこうとは思っております。ありがとうございます。 148: ◯委員長高橋裕子君) 藤井委員。 149: ◯委員(藤井俊雄君) 今、コロナとかですね、いろんな意味でちょっと暗いニュースの中で、非常に明るいニュースですので、上手にこれを利用していただいて、職員の士気を上げたりですね、市民の意識を上げたりしていただくといいかと思いますので、広報に利用していただければいいかと思います。  以上です。 150: ◯委員長高橋裕子君) 要望としてでよろしいですかね。 151: ◯委員(藤井俊雄君) はい。 152: ◯委員長高橋裕子君) はい、ほかにありませんか。はい、川崎委員。 153: ◯委員(川崎英彦君) すばらしい結果でですね、僕も同じ市民の方も多分喜んでいると思います。実際の市民の反応ですから、これは素直に受け止められるのかなというふうに思っています。  この中で、その順位が低いところがあります。「治安がよい」という点は低かったりとかですね。「街が静か」っていうポイントも低いし、「公共料金が安い」っていうポイントも低い。こういうものは、それぞれの総合計画とか実施計画、それぞれの部署の中で、こういったところを参考にして、何か前向きに取り組んで、改善に取り組んでいこうというところまで参考にされるんですかね。 154: ◯委員長高橋裕子君) 上野課長。 155: ◯秘書広報課長(上野志保君) この評価結果につきましては、全庁的に共有を今しておりますので、各所管で分析をしてもらっているところかと思いますので、今後、それぞれの施策に生かしていきたいとは思っております。 156: ◯委員長高橋裕子君) ほかにありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 157: ◯委員長高橋裕子君) ないようですので、続いての報告は。  石橋部長。 158: ◯経営企画部長(石橋 徹君) 先ほどのパブリックコメントで、総合計画の部分ありましたけど、ここの総務文教委員会の委員には今お配りしましたけど、ほかの議員さんにもお配りしてよろしいですか。 159: ◯委員長高橋裕子君) これはホームページ上にもアップされておりますので、今日、委員会で説明いただきましたから、ほかの委員さんにも、事務局を通してとか、どういった形でか配付していただいていいと思います。よろしくお願いいたします。 160: ◯経営企画部長(石橋 徹君) 分かりました。では、配らせていただきます。 161: ◯委員長高橋裕子君) はい。では、ほかにありませんか。  石橋経営企画部長。 162: ◯経営企画部長(石橋 徹君) 以上で、経営企画部関係の説明を終わらせていただきます。本日はどうもありがとうございました。 163: ◯委員長高橋裕子君) では、これで経営企画部の閉会中の調査事件と報告事項を終わります。  執行部の方が退席されますので、ここで暫時休憩いたします。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午前11時11分                 再開 午前11時13分                ──── ─ ──── ─ ──── 164: ◯委員長高橋裕子君) 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。  次に、教育部の議会閉会中の所管事務調査及び報告事項を議題といたします。  なお、委員並びに説明員の皆様に申し上げます。発言の際は挙手で発言を求め、委員長の指名を受けた後、マイクのスイッチを入れ、簡潔明瞭に発言を行ってください。  それでは、説明員の説明を求めます。神田教育部長。 165: ◯教育部長(神田芳樹君) こんにちは。教育部です。どうぞよろしくお願いします。  それでは、次第に沿って担当課長から説明をさせます。 166: ◯委員長高橋裕子君) 今福学校教育課長。 167: ◯学校教育課長(今福保幸君) それでは、不登校児童生徒の支援について説明をいたします。  資料をお配りしております。資料に沿って説明をさせていただきます。  お配りしております総務文教委員会報告資料の1ページをお開きください。  まず、1の不登校児童生徒数の推移を御覧ください。なお、表の中で使用している用語の定義につきましては、表の右側にお示ししているので、御参照ください。  この表は、不登校者数等について、平成27年度から令和元年度までの5年間の推移を記載しております。平成28年度からは解消、復帰の人数に加え、改善の人数の把握をしています。また、平成29年度からは不登校兆候の人数も把握するようになりました。  不登校児童生徒数につきましては、小、中いずれも平成28年度以降、前年度比約110%から120%程度の率で増加し続けています。これに対し、解消、復帰の人数は、平成29年度、平成30年度と2年続けて減少していましたが、令和元年度は回復に転じています。改善の人数については、平成30年度に中学校が落ち込みましたが、令和元年度は再び増加しています。小学校は増加傾向です。  分析には、まだ二、三年経過を見る必要がありますが、平成30年度から小学校に配置した教育相談員が一定の効果を上げているのではないかと思われます。ただ、解消、復帰、改善をした人数以上に新規ケースが発生しており、不登校をめぐる状況は非常に厳しいと認識しています。  また、平成29年度から新たに統計を取り始めた不登校兆候については、平成30年度の中学生で若干の減少は見られたものの、令和元年度は再び増加に転じており、全体的には増加傾向と捉えています。  続きまして、不登校等児童生徒の動向とその要因と考えられるものについて説明いたします。2の不登校児童生徒の動向を御覧ください。  この表は経年変化で、平成27年度からの5年間の不登校数の推移を追ったものになります。  まず、横軸で見てみますと、年度で若干のばらつきはありますが、学年が上がるにつれて不登校者数が増える傾向が読み取れると思います。  なお、一旦不登校になりますとその解消は簡単ではなく、中学校3年生まで継続することも、過去5年のデータ分析から分かっております。  次に、転出入等により、一部の児童生徒の移動がありますが、年度の経過に伴い、学年が持ち上がったときに不登校者数がどのように推移していったのか、斜め軸でその傾向を見てみたいと思います。  この表は教育支援センターが作成したものを転記していますが、そのままでは傾向を読み取りにくいので、一つの方法として前年度比で50%以上かつ人数で5人以上増えているところに矢印をしてみました。不登校者数の増加傾向が強まるのがおおむね小学校の4年生から、特に中学校に進むときに顕著になるのがお分かりいただけると思います。このような傾向が現れる要因としては、様々なものが関係しているのでしょうが、一つは小学校4年生から、学習の内容が高度になり難しくなることが関係しているのではないかと考えています。  また、中学校になりますと、同様に学習内容が高度になり難しくなることに加え、学級担任から教科担任に変わり、部活動が始まるなど、学校の環境、生活が大きく変化することなどが関係しているのではないかと思われます。  なお、不登校児童生徒の動向の表の下に、参考として、令和元年度の不登校兆候の児童生徒数をお示ししています。  次に、2ページを御覧ください。  不登校児童生徒の出現率を小学校と中学校それぞれに折れ線グラフで示しております。平成30年度のところで、折れ線の一番上から春日市、福岡教育事務所管内、福岡県、全国の順となっています。  春日市の出現率の上昇傾向が他と比較しても高い傾向にありますので、引き続き取組を進めてまいります。  次に、3ページを御覧ください。  1の不登校の主な要因ときっかけについて説明いたします。不登校の要因ときっかけについては、各学校が児童生徒の対応に当たったことで得た情報を基に、教育支援センターで集計と分析を行っております。この不登校の要因について、五つに分類したところ、小学校では不安傾向が最も強く、中学校でも不安と無気力が57%を占めたということです。このきっかけとしては、(2)の2)から4)に掲げるものを理由として、学校生活が不安な状況に陥り、問題が解決しない場合に無気力状態になっていくのではないかという分析がなされています。  次に、不登校のきっかけとして多かったのは、(2)1)の家庭に係る状況です。小学生で68%、中学生で34%が該当しています。具体的な内容としては、資料にお示ししていますように、家庭環境の急激な変化、親子関係をめぐる問題、親の養育姿勢などが考えられます。これらの児童生徒は、児童福祉法上の要保護児童、要支援児童となっていることも多く、過去2年間、要保護児童の所管課にいた私の実感とも重なるところがあるものです。  次に、2)の学業の不振については、小学生の19%、中学生では40%がこれをきっかけとして、不登校に至っております。中学生の場合は、学習環境の変化に対する不適合や低い自己評価などが学習に対する意欲を失わせ、その結果としての学業の不振が不安や無気力につながっているものと考えられます。  そのほか、3)のいじめ以外の友人関係をめぐる問題や入学時などの不適応、つまり新しい環境に上手く適応できなかったことが、前2者よりも割合は少なくなりますが、不登校のきっかけとなっています。補足ですが、要因については分類の1の1を一つ選択していますが、きっかけについては複数選択となっているため、各区分の割合の合計は100になりません。  次に、2の不登校支援体制について説明いたします。  まず、(1)1)の教育相談員は、ここ数年、小学校における不登校、不登校兆候児童が目立って増えてきたことを踏まえ、小学校の段階、すなわち、初期的な段階からの対応が必要と判断し、平成30年度から各中学校ブロックに一人ずつ、学校数で言い換えれば2小学校につき一人の教育相談員を配置し、不登校対策に取り組むこととしたものです。教育相談員の配置を通じまして、不登校やその兆候が現れた児童への対応、保護者らの困り感解消に向けた教育相談、不登校のきっかけとなる学業の不振の対策としての学力補充、まなびや春日の実施、加えてスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカー等、関係機関への橋渡し、校内不登校対策のマネジメントなどを通じて不登校児童等への支援を推進しているところです。  次に、一つ飛ばしまして、3)の心理福祉の専門職について説明いたします。  心理福祉の専門職としては、まず、中学校ブロックにつき、一人のスクールカウンセラーを配置し、表にお示ししているように児童生徒の心理カウンセリング、保護者への助言、援助、教職員への助言、援助、研修を通じて、児童生徒の抱える心の問題の改善、解決につなげています。
     また、スクールソーシャルワーカーは、様々な困り感を持つ児童生徒とその保護者に対し、福祉サービスの紹介などの福祉的アプローチを行い、加えて家庭と学校、公的機関、医療機関などとのつなぎ役を担っています。不登校だけでなく、児童虐待、不適切養育の家庭が増えているためフル稼働の状況です。このため、昨年度まで週1日勤務で6名を雇用していたものを、本年度から週4日勤務で3人雇用とし、2倍の延べ勤務日数を確保いたしました。  次に、4ページをお開きください。  (2)の本市教育支援センターについて説明します。本市教育支援センターの役割としては、構想図の内容に示されている段階的な復帰支援の実践を行って、学校復帰を目指そうとするものです。この学校復帰に向けた通いの場が、構想図の左下にあるマイスクールであり、その運営は不登校の分析や学校の指導などと並び、同センターの主な役割の一つになります。  また、構想図にはありませんが、同センターは一つ目のポツの説明部分2行目のところにあるように、平成30年度から在宅制を開始しています。この在宅制とは、自宅に引き籠もりがちな不登校児童生徒宅を教育相談員や中学校配置の不登校専任教員が家庭訪問し、まず、その仕組等を説明いたします。児童生徒が在宅制への登録を希望した場合は、支援センターから事前に希望を聞いていた教科の問題プリントをメールまたはファクスにより送信した上で、解答を訪問して回収し、教育支援センターで添削を行った後、再度、家庭訪問して返却するものです。通級制と並ぶ教育支援センターが行う支援のコンテンツになります。通級制がフル型の支援であるのに対し、在宅制はアウトリーチ型で不登校児童生徒の支援を行うもので、令和元年度は小学生2人、中学生8人が入級しました。  最後に、(3)の各学校の体制と取決めについて簡単に説明いたします。まず、各学校では、不登校に対応する組織として、不登校対策委員会を設置し、毎月定期で開催しています。また、毎年度、作成する教育指導計画の中に、不登校の対策計画として不登校サポートクラブを定めています。このクラブでは福岡アクション3というリーフレットに沿った指導と支援の取組を定め、学校はそれを推進し、評価と見直しも行っています。この福岡アクション3は、県内の全ての学校で共通して実践すべき取組を明確にし、その充実を図り、不登校の課題解決を目指すものとして、福岡県が作成しているものになります。  参考として、リーフレットを、とじている集と別にお配りしておりますので、後ほど御確認ください。こちらの裏表のA4縦のものになります。  なお、不登校または不登校兆候の児童生徒の支援については、マンツーマン方式という学級タイムにこだわらず、当該児童生徒と最も信頼関係ができている教員が担当者となってチームをつくる方向により、年間を通して組織的に支援を行っています。  説明は以上です。 168: ◯委員長高橋裕子君) 説明が終わりました。これより委員の質疑をお受けします。  質疑はありませんか。川崎委員。 169: ◯委員(川崎英彦君) 御説明ありがとうございました。  3ページの不登校の生徒の支援というところで、主なきっかけがですね、これいつも、生徒の問題行動調査、意識調査結果を基に出されているんですけど、これ、あくまでも先生方が出されているもので、日本財団のアンケートでは全く逆の数字が上がってきたりするんですね。先生との関係が悪いとかですね、部活で悩んでるとかっていう数字が。ここの先生のアンケートもとても重要だと思うんですけど、不登校になった当事者もしくは、その不登校兆候もしくは全生徒を含めた形のですね、学校に行きたくない理由、行きたくなくなったことがあるかとか、そういったものが不登校で苦しむ子どもたちを少なくしていこうとする場合はですね、そこのアンケートが必要かなと思うんですけど、それについてはどうですかね、検討とか研究とかなされているんですかね。 170: ◯委員長高橋裕子君) 神田教育部長。 171: ◯教育部長(神田芳樹君) アンケートで傾向というか、全体像という部分だと思います。一応、ここは結果的に言って、学校のほうからの情報ということですけれども、実際に現場で一人一人の個別の支援に当たる中で、実際よく分からないとかですね、本人が理由がはっきり述べられないとか、なかなか難しいところであって、どこが真実なのかというのは難しいことだと思いますので、先ほどの御提案のアンケートをもし取ればですね、そのアンケートとしての何らかの傾向は出るとは思いますけれども、それをもって一人一人の指導っていうふうにはつながらないと思いますし、そういう意味ではアンケートの計画はございませんけれども、とにかく個々、一人一人の状況に寄り添ってという姿勢はですね、貫いていきたいと考えております。 172: ◯委員長高橋裕子君) 川崎委員。 173: ◯委員(川崎英彦君) はい、ありがとうございます。例えば個々に面会して「どうしたの。何か辛いことでもあるの」っていう問いに対して、行きたくない理由がですね、その問いを発してる方だったらですね、とても「あなたがいるから行けないんですよ」とは言えない。学校に行くこと事自体にすごく不安があって、やっとこさ行ってる子どもたちがですね、本当に自分の本心を吐露できるのかっていう、そういう場所をまず設定してあげるとか、そういう環境をですね、別のところで用意してあげるとか、本音が聞けるところが僕は重要じゃないかなと思うんです。本当にその、個々に対応するんであればですね。  そこの意識、先生が聞いてそれで終わりということ、対応してるからということではなくてですね。先ほどチームで、アクション3ですかね、福岡アクション3は、チームで担当して信頼関係を持った先生が担当してチームでやっていくということを言われてたので、そういうことが全ての子どもたちに対してやっていくということが、本当は全ての子どもたちにアンケートを取ってですね、率直な、日本財団のような数値っていうか、数値を目標にしてるわけじゃなくて、本当に子どもたちの心の声を聞いてもらいたいなっていうふうに思ってるんですけど、それができないんであれば、それが難しいようであれば、やっぱり信頼関係のおける人と本当に話せる環境っていうものをつくっていただきたい。要望になってしまいましたけど、そういうふうに思います。  そういうことをされるということで理解していいんですかね。 174: ◯委員長高橋裕子君) 神田部長。 175: ◯教育部長(神田芳樹君) おっしゃるとおりで、学校の教員、例えば担任とかそういうことではないというところが、マンツーマンの一つの形であると。その上で、学校の中には教育委員会が入ってきてる、例えば不登校専任教員だったり、スクールカウンセラーだったり、スクールソーシャルワーカーと、そういう形の中でですね、多様な人が関わっていく中で、誰が一番窓口にいいのかというところは学校のほうで選んでやっていくと。ただ、どうしても全ての不登校の児童生徒にマッチングできるかどうかっていうのは、はっきり確信を持って申し上げられませんけれども、委員もおっしゃるような形で、子どもたちの問題解決につながるようにということで鋭意務めているところでございます。 176: ◯委員長高橋裕子君) 川崎委員。 177: ◯委員(川崎英彦君) すみません、この件についてですね、もう1点だけ。  アクション3の中では全ての教師で取り組みましょうということになってるので、その情報もですね、共有される部分もあるのかなと思うんですけど、例えば、とある特定の先生が原因で行けなくなったということがあったとしたら、その情報がその特定の先生に伝わることも恐れてしまう現実があると思うんですね。それで真実を言えなかったりとか。だからそういったところもですね、ぜひ、秘密保持じゃないですけども、配慮していただければなというふうに思います。  以上です。要望ですみません。 178: ◯委員長高橋裕子君) 要望でいいですか。ほかにありませんか。迫委員。 179: ◯副委員長(迫 賢二君) 不登校に限っては、もう永遠の課題で全国的なものでもありますけれど、私、個人的にはですね、ちょっと、これは思いも言いながらの質問なんですけど、不登校のこの2ページのですよ、例えば出現率とかあるじゃないですか。これ見てですね、やっぱり一喜一憂する方が結構いらっしゃるんですけど、私はこの春日市がですね、本気で不登校に取り組んでて、いろんな形で、不登校をしても行ける場所があるんだよという形で一生懸命構えてるからこそ、安心して、学校に行かなくても大丈夫だと、行けるところがあるんだという形で不登校が進んでる率が高くなってるんじゃないかなって勝手に推理してるんですけど。  要はですね、方向転換をしてですよ、そういう出現率を追いかけるんじゃなくて、ここまできたら、例えば、いろんな状態の中、いろんな思いの中、そういういろんな形の中から不登校になってしまった子がいますよと。例えば先ほど川崎委員が言ったように、特別のところに行く前に、例えば家からどこかに1個でも行ける場所をつくるとかですよ、そこからまた、別な形にするとか。  だからもう、15年ぐらい前からずっとこの問題がいろいろなってる中、なかなかこうやって所管も学校も私たちも一生懸命になってやってるけど、改善っていう言葉がいいのかは分かりませんけど、その人たちの居場所がなくなってくる状況ですから、私としては、もう今よりか今後のことを考えて、何かいろいろ策をしてたほうがいいのかなっていう気がしますけど。  そういう形で毎度毎度同じような報告を受けて、毎度毎度同じような形をしてますけど、どっかで一つ、何か発想の転換をしながら地道にやっていくことがいいんじゃないかなと思いますけど、全然そういうことは考えてませんかね。 180: ◯委員長高橋裕子君) 神田部長。 181: ◯教育部長(神田芳樹君) まず、出現率につきましては、グラフを見ると非常に高いというふうに見えると思います。現扇教育長、以前教育支援センターなどに務めてあって、かなり分析をされたところでありますけれども、春日市の姿勢としてはですね、例えば保護者から、今日はおなかが痛いとか、今日は熱がありますとかいう形も、いろんなパターンがあるから極端に捉えてもらったら困るんですけど、はっきり病名がつかなければ本当に病欠でいいのかっていう形でやっていったときに「あ、これは不登校だ」ということで、かなり厳密にですね、統計を取っております。  そこで、時点ははっきりしませんけど、以前から、春日市だけが数値が高いという状況は続いておりました。その後、他の近隣も厳密に取るようになって数字が近づいてきたという話も伺っておりますので、委員が言われるように、数だけを追っかけてもですね、何の解決にもならないだろうというふうには思ってますし、逆にこの春日市の姿が現場の実相だろうというふうに捉えています。  その上で、先ほど教育支援センターの中で、例えば在宅制のお話もありましたし、現実に、以前から、議会の中でも一般質問その他も含めてですね、フリースクールに行ってる子のいるよとかいう話もしてましたし、そういった情報をですね、総合的に保護者や児童生徒の中に提供しながらですね、できるだけ委員がおっしゃる居場所であったり、それから教育委員会自体は不登校の実相は個々あると思いますけれども、まず学習の保障と、それから中学卒業の進路保障、それに向けて、いかにいろんな手段をやっていく中に、今、言いました居場所とか学びの場とか、多様な、民間も含めてですね、整理したり、連携はできないかというところは、教育長と私のほうでも日頃からお話をさせていただいてますので、そういったところで、より柔軟な情報提供なりを今後していくことになるかと考えております。 182: ◯委員長高橋裕子君) いいですかね。ほかにありませんか。西川委員。 183: ◯委員(西川文代君) 私もですね、ちょっと迫委員と考え方が似てるというかですね、今これ、私の数字の計算の間違いでなければ、小学校で令和元年度94名の不登校のお子さんと、不登校兆候というのも調査をし始めたということで228人で、322人のお子さんが小学校で不登校、不登校兆候である。中学校ではもうそれを合わせて368人のお子さんですね。だから、もうこのぐらいの数になってくるとやはり、その子らしい学びの場、居場所っていうものを見つけてあげて、将来的にはですね、不登校になる要因っていうのが、学校の勉強が分からないということがありましたし、集団の中で学ぶのが苦手とか、そういう発達に困り感があるお子さんとか、そういうことで、やはり一律の学校教育になかなかなじまないお子さんが多いというこの現実に、やはり、これは春日市だけのことではないですけれども、受け皿が足りてないだろうなというふうに感じます。  それで、今、部長のほうからもありましたけれども、フリースクールにつなぐとか、いろんな居場所につないで学習の保障もありますけれども、そこらあたりを教育長とのお話もされてるということですが、具体的にいつ頃からそういう方向で、国のほうも方向転換を大分してると思うんですね。そこら辺りは今のところどうなんでしょうか。 184: ◯委員長高橋裕子君) 神田部長。 185: ◯教育部長(神田芳樹君) 具体的にいつ頃ということは定まっておりませんけれども、先ほどから申しておりますように、様々な個々の子どもの状況を踏まえて、できるだけですね、そういった情報をまず提供ができないかと、それから具体的に可能であれば民間との連携とかですね、そういったところを模索するということで引き続き、協議、検討を進めていきたいと考えています。 186: ◯委員長高橋裕子君) 西川委員。 187: ◯委員(西川文代君) 先ほど説明があったところで、スクールカウンセラーとスクールソーシャルワーカーが、すごくもう手一杯でお仕事されていて、週4回に増やしたということもお聞きしました。ちょっと、私の知り合いの方でスクールソーシャルワーカーをされてる方が、やはり今、中学校ブロックに一人という配置ですけど、それでも充実させていっていらっしゃるとは思うんですが、やはり一つの小学校に1名とかですね、「もうちょっと数が増えたほうが仕事がしやすいんだ」という声を聞いていますが。もう今の状況で個別に対応していくとなると、この人数ではちょっと厳しいのかなというのがありますけれども、そこら辺はどのように考えてらっしゃいますか。 188: ◯委員長高橋裕子君) 今福課長。 189: ◯学校教育課長(今福保幸君) 令和2年度から延べの勤務日数を2倍に増やしたばかりですので、まずそこをちょっと見極めていきたいと思います。財源の問題とかもございますので。もう少し検証をしていって、その上でまた必要であればですね、企画財政部局と協議して要求はしていくことになるかと思います。 190: ◯委員長高橋裕子君) 西川委員。 191: ◯委員(西川文代君) やはりですね、日本の将来を担ってくれる大切な子どもさんです。少子化の時代ですので、確かに財源はありますけども、なるべくですね、こちらにお金を使ってほしいなというふうに思います。  以上です。 192: ◯委員長高橋裕子君) 要望でいいですね。川崎委員。 193: ◯委員(川崎英彦君) 同じ、ソーシャルワーカーとカウンセラーのところなんですけど、実際にですね、不登校になりかけの親御さんから「カウンセリングが受けられますよ」とかっていう情報を学校からもらってないっていうようなものも聞いたことがあるんですけど、実際の相談件数っていう実績を教えてもらっていいですか。 194: ◯委員長高橋裕子君) 今福課長。 195: ◯学校教育課長(今福保幸君) スクールカウンセラーの令和元年度の延べ相談件数ですけれども、1,511件でございます。 196: ◯委員長高橋裕子君) 川崎委員。 197: ◯委員(川崎英彦君) ありがとうございます。今、延べということなんですけど、実際その対象者は何名かっていうのは分かりますか。 198: ◯委員長高橋裕子君) 分かりますか。今福課長。 199: ◯学校教育課長(今福保幸君) 先ほどお答えした数字も教育支援センターがつくってる統計資料のほうから拾ったんですけれども、実人数のほうは記載がなかったんじゃないかと思います。 200: ◯委員長高橋裕子君) 後日また。お願いします。教えてください。その上で、川崎委員、いいですか。急だから。 201: ◯委員(川崎英彦君) 延べにしてもですね、すごい数字ではあると思います。そんな中ですね、一生懸命やっていただいてるんでしょうけど、やっぱり、西川委員も言われてましたけど、全ての人に伝わってない現実もあって、先生からの紹介っていうのもなかなか、案内というかですね、滞ってるような現実もあるようなので、そこら辺は交通整理というか、効率のいいやり方をできるだけやっていただきたいなというふうに思います。数値についてはまた教えてください。 202: ◯委員長高橋裕子君) では、今のは要望ということで。ほかにありませんか。西村委員。 203: ◯委員(西村澄子君) 私も同じようなところなんですけど、そういう場、相談をする場をつくるのはとてもいいことだと思います。そして、令和2年度から回数も増やすということはすごくいいことだと思うんですけど、肝心なところは、そこに安全安心な環境があるのかっていうところが、とても私は、やっぱり相談する側からして大事なところなんじゃないかなというふうに思います。  あわせて、先ほどから言われているように多様なニーズがものすごく増えてきてるというか、多様な関係、家庭環境が増えているっていうところから、誰からの声かけで、そこが安全安心なのかっていうところもとても重要視するところじゃないかなと思います。  ですので、そういうところでやはり、声が届かないというか、そういうすばらしいシステムをつくったということでも、やはり日頃の人間関係によって、そこが安全安心に感じるかっていうところが、相談したいと思うようなところにつながっていくのかなというふうに思います。それが早期発見とかになっていくのかなと思うので、そこのところも、対象者相談件数と対象者の人数もすごく気になるところなんですが、ぜひですね、これは要望かもしれないんですけど、そこのところにも目を向けて大事にしていただきたいなと思います。要望です。 204: ◯委員長高橋裕子君) いいですか。見解は。聞かなくて大丈夫ですか。 205: ◯委員(西村澄子君) 見解がありましたらお願いします。 206: ◯委員長高橋裕子君) 神田部長。 207: ◯教育部長(神田芳樹君) 西村委員のお話の趣旨は十分理解いたしました。ただ、現実の問題として、100%ニーズに応えるっていうのは、なかなか資源、いろんな資源という意味で難しいところですけれども、基本的にはやはり先ほど言ったように、校内の体制、マンツーマンという形で、どういうアプローチがいいのか、誰が関わったらいいのかと、そういった部分も含めて、先ほど言ったように、不登校の理由もはっきり分からない場合も結構ありますし、そういう意味では非常に、その中で学校もしくは関係者の会議の中でも苦労しながらですね、それを探していくという形になってくると思います。そういった部分では引き続きですね、できるだけ個に応じた対応ができるように努めてまいりたいと思います。 208: ◯委員長高橋裕子君) はい、ほかにありませんか。岩切委員。 209: ◯委員(岩切幹嘉君) いろんな現状の中で、春日市の一つの特色といいますか、大きな、いろんな効果的な切り口の一つとして、教育支援センターのマイルームの活用、体制の強化といいますか、ここは非常に学校をつなぐ一つの大きな居場所になってるかと思います。私も実際、支援センターの子どもさんたちと話したこともありますし、見た目、本当に普通の、すぐ学校に行けそうな感じなんですけども、自分たちでもよく理由が分からない。内容的なカリキュラムっていうんですかね、自分でやりたいことをみんな出しあって、例えば、ボーリング行きましょうとか、それを一つの取組としてやってみたりとか、中には学校には行けないけども、運動会までは行けたとか。そういう事例も伺って、実際子どもたちと話したときにそういう話も伺って。  ここが一つ大きな春日市のですね、強化することによっていろんな広がりが出てくるんじゃないかと思うんですけども、今もやってらっしゃるように、学校と連携も情報共有されてますし、ここは、今回も在宅制を導入されてみたりとかですね、ここを一つ、なんですかね、大きく強化体制をつくっていくと何か明るい兆しも出てくるんじゃないかなという気がいたしますが、やはり数字よりも一人一人の子どもの特質に目を向けて寄り添っていくという取組が非常に大事かと思いますけども、ここ辺の教育支援センターの内部の今後の強化体制についてのお考えというか、取組の。 210: ◯委員長高橋裕子君) 神田部長。 211: ◯教育部長(神田芳樹君) 具体的に何々制度を入れるとか、という具体的なものはございませんけども、先ほどちょっと申し上げたような、例えば、いろんな居場所を民間の連携とか含めてというところで、私のほうが今、検討しているとお答えしましたけれども、そういった具体的な取組になってまいりますとそういったものが中核です。おっしゃるように春日市の特徴で、センターのほうの役割という形でですね、どんどん業務の裾野を広げていくし、また、センターが中心となって不登校担当の教員の研修会とかですね、情報交換会などもやっておりますので、おっしゃるとおり、そこの機能を高めるということは、私も同じでありまして、ただ、ちょっと具体的にですね、どういうふうにしていくかっていうのはまだ定まっていないところでございます。 212: ◯委員長高橋裕子君) 岩切委員。 213: ◯委員(岩切幹嘉君) ここが一つ春日市の大きな特徴的なものと思いますので、いろんな方と情報を共有して、それで、この支援センターのほうで連携してやれるものがあれば率先してまた、今後とも、それを視野に入れてですね、やっていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 214: ◯委員長高橋裕子君) 要望ですね。ほかにありませんか。川崎委員。 215: ◯委員(川崎英彦君) マイスクールの取組の中でですね、先ほど在宅支援ということで、ファクスでしたっけ、メールとかでテキストを送って回収して、また採点して持って行くというふうな形をされているんですけど、動画とかの配信の授業とかっていうのはまだ取り組まれてなかったですかね。 216: ◯委員長高橋裕子君) 今福課長。 217: ◯学校教育課長(今福保幸君) まだオンライン支援の取組は始まっておりませんが、当然、選択肢の中には入れていくべきだと考えております。 218: ◯委員長高橋裕子君) よろしいですか。川崎委員。 219: ◯委員(川崎英彦君) はい。ありがとうございます。学校がですね、授業の中身を動画をつくって用意するっていうことも選択肢の一つだと思うんですけど、今、いろんな教育機関が教科書に沿った授業を格安で提供しているっていうことをいろんなところでやってますので、それも多様な学びということで、選択肢の一つじゃないかなというふうに思いますけど、その点についていかがでしょうか。 220: ◯委員長高橋裕子君) 今福課長。 221: ◯学校教育課長(今福保幸君) 例えばNHKがつくってる学習コンテンツとか、無料で使用できるものもたくさんありますので、当然、そういったものを紹介するというのはあっていいことだと思います。また、中学校のほうが先んじて取り組んだオンライン学習支援ですけれども、やった取組は録画をしておりますので、それについてもホームページ上からパスワードを入れれば、当該学校の児童生徒が視聴できるようになってますので、そちらのほうの利用はされてるというふうに聞いております。 222: ◯委員長高橋裕子君) 川崎委員。 223: ◯委員(川崎英彦君) ありがとうございます。子どもたちとかですね、その保護者にとっては、出席になってるか欠席になってるかっていうのが大きな問題にもなると思うんですけど、そういう、先ほどの、メールで送って添削してっていうことも、出席扱いとして今取られてるんですか。 224: ◯委員長高橋裕子君) 今福課長。 225: ◯学校教育課長(今福保幸君) 先ほど説明の中でも申し上げましたけど、希望があって在宅制に入級された児童生徒については出席扱いという形になります。任意で見てる分については、学校のほうが把握できないので、そのまま特に理由がなければ欠席ということになろうかと思います。 226: ◯委員長高橋裕子君) 川崎委員。 227: ◯委員(川崎英彦君) ありがとうございます。不登校とは違うんですけど、コロナでちょっと学校に行くのが不安で、今、登校しない子どもたちがいます。この子どもたちについては、欠席扱いにはなってないということだったんですけど、この子どもたちへ教育の機会っていうか、教育をどういうふうに今、提供してるのかっていうのを教えていただいていいですか。 228: ◯委員長高橋裕子君) 今福課長。 229: ◯学校教育課長(今福保幸君) コロナが理由で現在来れてない子どもが、真ん中ですね、小学校が2人、中学校が1人というふうに聞いております。当然、学習支援はしなければなりませんので、今までやってきたプリントの配付、回収は当然ですね。それから、以前はもうちょっとコロナ理由で出席停止っていう形にしてるんですけど、そういうお子さんがいらっしゃったんで、東中学校のほうがオンライン学習支援の取組を非常に積極的に行っております。それで、そういったお子さんたちのオンライン学習支援をやっているというふうに聞いております。  また、試行ではございますけれども、大谷小学校のほうで、授業中にその子の席にタブレットを置きまして授業をやってるのが見れるようにしたとか、放課後ですけれども、学習支援をやったというのは白水小で試行でやっております。こういった取組が順次広がっていくのではないかというふうに考えております。保護者の方は非常に喜ばれたそうです。 230: ◯委員長高橋裕子君) 神田部長。 231: ◯教育部長(神田芳樹君) 今の補足ですけども、この間、感染対策で様々なオンライン学習支援等を行いました。そこで今、学校にですね、それぞれの事例集という形で、必ず全校出しなさいという形で情報を集めてます。以前、どこかの場面でも申し上げたかと思いますけれども、今、コロナで、さあ、やれと言ってもなかなか足並みが揃わないので、できるところからで進めてまいりましたけれども、そういった事例を今度は共有化して、お互いに学校間で学びながらという意味でですね、そういった取組も今、並行して進めております。 232: ◯委員長高橋裕子君) 川崎委員。 233: ◯委員(川崎英彦君) ありがとうございます。とてもすばらしい取組でですね、やっぱりそこで救われる子どもたちがいたっていう実績は、貴重な実績になってると思うんですけど、そういう取組をですね、不登校で今、家にいて悩んでる子どもたちに、「こういう事例があるよ」「こういう事例があるよ」というふうに案内するとまた、興味を持って動き出す子どもたちもいるんじゃないかなというふうに思うんですけど。その事例は不登校で悩んでる子どもたちにどういうふうに生かしてるのか、また、生かそうと思ってるのかっていうのを教えていただいていいですか。 234: ◯委員長高橋裕子君) 神田部長。 235: ◯教育部長(神田芳樹君) 不登校については、先ほどお話に出た教育支援センター、それから学校内の教室がございますよね。そういったところではICTも活用しながらやっておりますけれども、やはりそれ以外の、どこかに所属してない形につきましては、先ほど言ったコロナ対応の学習支援の情報は伝わっておりますけれども、プログラム的にというのはまだ進んでおりません。今後、ICTの活用については、先ほど言った事例集を含めてですね、来年度から一人一台体制になってくると、その中で授業の様々なやり方の工夫の中で、その成果というものも不登校児童生徒のほうに生かしていくというふうなところを方向性としては考えておるところでございます。 236: ◯委員長高橋裕子君) ほかにありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 237: ◯委員長高橋裕子君) ないようですので、続いての議題をお願いいたします。説明員の説明を求めます。今福課長。 238: ◯学校教育課長(今福保幸君) 続きまして、いじめの認知件数の状況と取組について説明をいたします。  資料の5ページをお開きください。同じ、とじてある資料でございます。  1のいじめの定義についてでございます。四角囲みの中にお示ししてるとおりで、重要な部分を太字にして下線を引いております。特に重要なのは下から2行目の「当該行為の対象となった児童等が心身の苦痛を感じているもの」というくだりでございます。つまり、当該行為を行った児童等にいじめるなどの意思があったか、なかったかに関係なく、当該行為の内容等、行為を受けた児童等が苦痛を感じたか否かでいじめが認定されるということでございます。  本市におけるいじめ対策の取組については8ページを御覧ください。
     これは、いじめ防止対策に関する法律、条例、方針、具体的計画を体系的にお示ししたものです。この図のとおり、いじめ防止対策推進法の規定に基づく取組を推進するために、春日市いじめ防止等対策条例を制定し、いじめ防止等のための対策を総合的かつ効果的に推進するために、春日市いじめ防止基本方針を定め取り組んでおります。なお、学校においても、この市の方針に基づき学校ごとの基本方針と対策計画を定めてそれぞれ取り組んでおります。  5ページにお戻りください。  次に2、本市におけるいじめ防止等に関する考え方については、いじめは絶対に許されない。いじめは卑怯な行為である。いじめはどの子どもにも、どの集団でもどの学校でも起こり得る、との認識のもと、下線部分に記載しておりますとおり、いじめの未発見、未解決ゼロの実現を目指すこととしております。そのためにはいじめの早期発見、早期対応、早期解決に当たることが重要であると考えております。ここで、いじめの認知件数の状況について説明いたします。  7ページをお開きください。  1のいじめの認知件数の表では、平成28年度から令和元年度までの4年間の件数を記載しております。小学校は年々件数が増加しており、中学校では平成29年度から減少していたものの昨年度は増加に転じていることがお分かりいただけると思います。  本市におけるいじめに対する基本的な取組の姿勢は、先ほども申し上げましたように、まず、いじめはどこでも発生するものであり、1万1,000人を超える児童生徒がいる中で何も起きないということはあり得ないと考えております。重要なのがいじめの早期発見、早期対応であり、起こったいじめ案件を決して見逃さず、早期に解決を図るための対策を実施することとしております。この観点から、ただいま説明いたしましたいじめ認知件数の増加自体は悪いことではなく、学校全体で児童生徒の様子を的確に把握し、積極的にいじめを認知し、未発見をなくし、早期に対応していく姿勢の結果であると捉えています。  いじめの発見に至った経緯といたしましては、2の表、いじめの発見のきっかけに記載いたしております。学校の取組により、発見できた件数が小中学校合わせて56件37.8%、本人や本人の保護者からの訴えなど学校以外からの情報により発見した件数が小中学校合わせて92件62.2%となっております。  いま一度5ページにお戻りください。  冒頭に説明いたしましたように、各学校では春日市いじめ防止基本方針に基づき、学校それぞれの学校いじめ防止基本方針と対策計画を作成し、当該計画に沿って学校全体でいじめから子どもを守る取組を進めております。この中で、早期発見に向けた日常的な把握のための取組としては、具体的には、ここに記載しておりますようなものを行っております。まず、アンケートの実施、主なものがいじめアンケートとして毎月に決めて実施しているものがございます。それから、個人ノートとか生活ノートとか、学校によって呼び方はばらばらですけれども、教職員と児童生徒との間で日常的に行われてる日記などがございます。それから、定期的な教育相談は年間で3回以上機会を設けております。その他、それぞれの学校の工夫による独自の取組としては、悩みの相談カードであってり、相談ポストの設置だったり、直接家庭を訪問するというような、いろんな方法も捉えているところです。  次に、4のいじめの早期対応ですが、各学校におけるいじめ対策、すみません。次のページです。申し訳ありません。次のページの一番上になります。いじめ対策も含めた、いじめ防止に向けた取組について説明をいたします。  いじめ問題の組織的な対応としては、ここに記載しておりますとおり、春日市いじめ防止基本方針に基づき設置する校内いじめ問題対策委員会を毎月1回定期で開催しています。いじめ事案を認知した場合やアンケート等で気になる兆候を発見した場合は、随時または緊急的に開催するなど、学校全体として取り組む体制を整備しています。  そして、いじめ事案を認知した場合は、二つ目のポツに記載してますとおり、速やかに教育委員会に報告し、校内いじめ問題対策委員会において直ちに対応策を講じ、実行することとしています。  また、事案の性質、内容によっては学校だけでなく、関係機関で幅広く対応する必要があることから、三つ目のポツのように、市教育委員会や市子育て支援課、福岡児童相談所、警察のスクールサポーター、各中学校に配属しているスクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー、不登校専任教員等と連携し、適切な対応に努めているところです。  このように、いじめの未然防止を中心として、学校全体を通じ、いじめを生まない教育活動に重点を置いて、いじめ防止の取組を推進してるところです。  また、積極的に外部講師を招いた校内研修を開催するなど、多様な視点からいじめ問題について考える機会を設けております。  次に、春日市いじめ防止等対策推進条例に基づいて設置しておりますいじめの防止、早期発見、早期対応を推進するための組織について説明します。  5のいじめ防止等のための組織を御覧ください。  まず、平常時からいじめ防止等に関係する機関及び団体の連携を図るため(1)平常時の一つ目の丸に記載しております、いじめ問題対策連絡協議会を設置し、年に1回、要保護児童対策地域協議会の代表者会議と、同日同じ場所での引き続きの開催により関係機関との連携強化を図っています。  また、平常時の二つ目の丸に記載しておりますとおり、いじめ防止等のための対策を実効的に行うようにするため、報告された事案について、市教育委員会の附属機関として春日市いじめ防止等対策推進委員会を設置し、いじめ事案についての対応を報告しております。  次に、重大事態への対応を図る必要がある場合には、まず(2)重大事態への対応の一つ目の丸に記載しておりますとおり、前述のいじめ防止等対策推進委員会の指導と助言の下、事態に係る事実関係を明確にするための調査を行い、市長に報告するとともに、市長は必要があると認めるときは、市長の附属機関として、いじめ防止等調査委員会を設置し、調査を行い、その結果を市長は議会に報告することとなっております。  これらの組織の法令上の位置づけと関係については、別紙としてお配りしておりますA4横の資料、春日市いじめ防止等対策推進条例における組織の設置に掲載しております。後ほど御確認ください。こちらの資料になります。  なお、重大性の定義については6ページの最後に記載しておりますとおり、いじめにより当該学校に在籍する児童等の生命、心身または財産に重大な被害が生じた疑いがあると認めるとき。いじめにより当該学校に在籍する児童等が相当の期間、学校を欠席することを余儀なくされている疑いがあると認めるときとなっています。  説明は以上になります。 239: ◯委員長高橋裕子君) 委員の質疑をお受けします。質疑ありませんか。迫委員。 240: ◯副委員長(迫 賢二君) 今、課長のお話で、いじめは根絶っていうか、絶対なくならないというか、あって当然だということでですね、取りあえずそれに対して、まず教育をして、もしもいじめがあったときは初期対応しましょうということで、7ページの表のですよ、例えば、一見見た感じ、認知件数だったらいじめの発生件数みたいな形で、ただ漠然となってしまうんですけど、これって結局、いじめを初期というか発見できた件数っていうことだから、喜ばしいって言ったらちょっと言い方がおかしいんですけど、早めに処置できるために発見できましたよっていうケースですよね。ですから文言をもうちょっと変えて、いろんな形で、こういう文書を送るんであれば、いじめの発見件数、またいじめを初期発見できたきっかけとかですね、そういう形に変えられると非常にいい表になるんじゃないかなと思います。  それでですね、問題は、先ほどの不登校でもあるんですけど、そうやっていじめがありましたよと。件数がこれだけありましたよと。その中でですよ、例えば解決しました、解決に向かってる、未解決であるっていうのは、また別個にこういう形で用意される、今は用意されてなくても、そういう表っていうのは、そちらのほうで作ってらっしゃるというか、把握されてるんでしょうか。 241: ◯委員長高橋裕子君) 今福課長。 242: ◯学校教育課長(今福保幸君) 説明がちょっと言葉足らずで申し訳ありませんでした。未解決はゼロでございます。全てその年度内に解決をしております。  以上です。 243: ◯委員長高橋裕子君) 迫委員。 244: ◯副委員長(迫 賢二君) そしたらですね、やっぱり、もしも市民が見て、やっぱり春日市っていじめが多いじゃないかっていう誤解を招くようなことがないように注釈を設けたりとかですね、こうやってみんなで教育もし、先生たちも頑張って、家庭においてはアンケート調査までして、ここまで初期発見をしてますよっていう形の、いい形の報告として皆さんに御提示するっていう形のほうがいいんじゃないかなと思います。どうですか。 245: ◯委員長高橋裕子君) 今福課長。 246: ◯学校教育課長(今福保幸君) 御助言ありがとうございます。 247: ◯委員長高橋裕子君) ほかにありませんか。西川委員。 248: ◯委員(西川文代君) いじめのですね、発見したところを見ると、やはりアンケート調査がかなり有効だなというのを感じてます。このアンケート調査などの、ちょっと細かいことになって申し訳ないですけれども、これは、本人がいじめられたとか、嫌なんだということを訴えたのか、児童生徒とかが、別の子が書いたとか、今、小学校の19がアンケート、中学校が17ということで、全体で36で24.3で、一番多いかなというふうに思ったんですけど、学校の教職員が一番多いですが。ここら辺はどうなんですか。本人の訴えが多かったんでしょうか。 249: ◯委員長高橋裕子君) 今福課長。 250: ◯学校教育課長(今福保幸君) 設問項目にどちらもございますので、いずれもあります。どちらも、いじめられたと書いてて、見たっていう両方書いてある場合もあります。両方情報がある場合もあります。 251: ◯委員長高橋裕子君) 西川委員。 252: ◯委員(西川文代君) 本当にですね、いじめは絶対だめなんだっていうことで取り組まれてこれだけしていただいてるのも、有り難いことだなと思います。やはり、どんなにいい教育をしてもですね、こういうものがあるっていうことは、教育的には本当に一番いけないことだと思うので、本当に有り難いと思ってます。  それと、もう1点ですね。日本の子どもたちの自尊感情とか自己肯定感が低いってことで、いじめられたら、自分が悪いからいじめられるんだというふうに捉えるお子さんが多くて、なかなか訴えられないとか。これを見ると、やはり自尊感情を高めて、嫌なものは嫌なんだと、いじめられて自分はこうなんだって表現できる子どもを増やしていくっていうこともすごく大事な視点かなと思いますけれども、そこら辺りは、教育の全課程において自信をつけさせるようなこととか、そういうことを気をつけて教育っていうことになるんですかね。 253: ◯委員長高橋裕子君) 今福課長。 254: ◯学校教育課長(今福保幸君) 自尊感情を高めるということはやはり非常に大切なことで、自尊感情が低いと、成長、発達が促されません。そこで、学校教育にとどまらず、幼児教育の段階からもその辺は、例えば幼稚園教育指導要領、認定こども園教育指導要領、それから保育所保育指針などにも記載されてますし、学校教育でも当然、学習指導要領の中で自尊感情を高めるようなものは、やっていくようになっております。非常に大事なことだと思っています。 255: ◯委員長高橋裕子君) ほかにありませんか。岩切委員。 256: ◯委員(岩切幹嘉君) これは7ページのいじめ発見という数値ですけども、仮に、本人も訴えない、児童生徒も見てるけど、その情報を先生に伝えない、本人が訴えないから保護者も知らない、その状況の中で学級の担任も知らないという状況があるという場合はどういう対処法が考えられますか。それはないという前提でしょうか。 257: ◯委員長高橋裕子君) 今福課長。 258: ◯学校教育課長(今福保幸君) ないと断言することはできないと思ってます。非常に恐れてる部分であります。そういったことが先ほど報告いたしましたが、不登校とかにつながっていれば、やはりそれはですね、分かった段階で直ちに解決策を講じて実行していかなければいけないと思ってます。早く見つけることが一番ですけれども、次には、見逃しをゼロにはできないかもしれませんけど、極力減らしていく。そのためには教員が児童生徒とコミュニケーションを取るというのも基本的なことですので、児童生徒の変化を見逃さないようにする。何かおかしいぞと思えば、やはりそこで「何かあったか」と聞き出して「実は」というふうにつなげていければと思っています。 259: ◯委員長高橋裕子君) ちょっとその前に、議事整理のことで申し上げますけど、その見えない部分っていうのが今、SNSとかそういうインターネットの中でのいじめっていうものがありますけれども、その辺のことは、教育委員会としてはどんなふうに捉えておられますか。 260: ◯委員長高橋裕子君) 今福課長。 261: ◯学校教育課長(今福保幸君) 携帯電話の学校持ち込みについては、数年前に文部科学省が禁止をしました。ここでいけなかったのが、そこから先を考えるのをやめてしまってるんですね。もちろん、学校には持ち込みませんけど、家庭に帰ればスマホはある。インターネット機器がある。自分が持ってなくても友達が持ってて使う機会がある。だから、それを便利な機械ですけれども、使い方を誤ると他人や、ひいては自分自身を傷つけてしまう可能性があるっていうところをきっちり教育していかなければいけないと思ってます。ちょうど、一人一台端末を配付いたしますので、いわゆるICT機器の安全教育というのは、その使い方の学習と車の両輪でやっていかなければならない、ひいては保護者のほうへもですね、周知をしていかなければいけないというふうに考えてます。計画を今立ててるところで、auのほうから無料で講師が来ていただけるということですので、そういった研修をやっていきたいと思っております。  以上です。 262: ◯委員長高橋裕子君) まだありますか。いいですか。じゃあ、神田部長。 263: ◯教育部長(神田芳樹君) 例えばドラッグとかの、いわゆる規範教育の中でですね、これまでの中学校では、ネットの使い方、誹謗中傷、犯罪に巻き込まれる、その一環の中でも取り組んであったテーマだというふうに考えています。 264: ◯委員長高橋裕子君) 岩切委員。 265: ◯委員(岩切幹嘉君) 基本的に、いじめって本当に見えにくいので、やはりそこの数値に表れてないから、ないっていう捉え方を絶対しちゃいけないと思いますし、それはいろんな形で、あることを前提にしてですね、今後とも対処していただければと思います。これはもう要望で結構です。 266: ◯委員長高橋裕子君) ほかにありませんか。西川委員。 267: ◯委員(西川文代君) いじめの考え方ですね。「当該行為の対象となった児童等が心身の苦痛を感じているもの」だから受けたほうが嫌だっていう苦痛を感じたときには、これはいじめなんだっていうことを、やはり子どもたちに、そういうことなんだよということをきちんと認識づけるっていうことがすごく大事かと思いますが、そういう部分というのは日頃からの学校教育の中ではあってるんでしょうか。 268: ◯委員長高橋裕子君) 今福課長。 269: ◯学校教育課長(今福保幸君) 日頃からももちろん、機会を捉えてやってますし、いじめの事案が発生したときはですね、そこをもう一回、その行為を行った側の児童生徒に自覚をさせて、それから和解をさせる、謝罪と和解をさせるっていう流れで解決を図っているところです。 270: ◯委員長高橋裕子君) これも、議事整理のためにお聞きしますけど、道徳が教科化されましたよね。道徳の中でそういったことも学習されてるという認識でよろしいでしょうか。いじめのことに関する道徳教育というか。 271: ◯委員長高橋裕子君) 今福課長。 272: ◯学校教育課長(今福保幸君) いじめも含めまして、相手の人権を尊重するというのは我々の社会の基本でありますので、当然、道徳の中ではですね、そこは児童生徒にきちっと伝えていくということになります。 273: ◯委員長高橋裕子君) 西川委員。 274: ◯委員(西川文代君) やっぱり、今からですね、子どもたちがここでしっかりそういう意識を持つことが将来的にDVの防止だったりですね、そこは本当に大事だと思いますので、ここでしっかりといじめ防止ということの教育と対策をしていただきたいなというふうに思います。  以上です。 275: ◯委員長高橋裕子君) いいですか、要望で。ほかにありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 276: ◯委員長高橋裕子君) ないようですので、では続いての議題に移ってください。  神田教育部長。 277: ◯教育部長(神田芳樹君) 主要行事報告ということで、A4横で1枚配っておりますので、関係課長から順次、報告させていただきます。 278: ◯委員長高橋裕子君) 市場地域教育課主幹。 279: ◯地域教育課主幹(市場結実君) では、こちらの1行目を御覧ください。11月2日に市役所において図書の贈呈式を予定しています。公益社団法人筑紫法人会から地域社会貢献活動の一環として生徒の健全な育成を図ることを目的に市内6中学校へ図書を寄贈いただくものになります。  地域教育課からは以上です。 280: ◯委員長高橋裕子君) 高田文化財課長。 281: ◯文化財課長(高田勘治君) 文化財課でございます。2番から5番までが文化財課の説明になります。  まず、2番、令和2年10月29日午後7時から、これは第1回目になりますが、ケーブルステーション福岡さんのテレビ放送といたしまして、筑紫物語春日編を今後毎月1回、月の最終木曜日に春日市の文化財につきまして、「つなGO!!GO!!」で紹介するコーナー5分が今後シリーズでですね、放送されるようになります。ちなみに1回目は奴国について、10月29日、2回目が11月の最終木曜日11月26日、これも奴国について、奴国資料館についてということで、今後ですね、月1回定期的に市報やSNS、ホームページに加えまして新たな媒体で本市の文化財を紹介していくことになります。  次に、3番、令和2年10月3日から現在やっております奴国の丘歴史資料館におきまして、本年6月春日市も含みます自治体が認定されております日本遺産「古代日本の「西の都」~東アジアとの交流拠点~」を紹介するパネル展示を当年度から実施しております。  次に、4番、令和2年11月7日土曜日、こちらの本日お配りしておりますチラシにございます。「むかしの道具体験」ということで、資料館が所蔵しております民具を使用しまして、今回は脱穀、精米を体験する取組を開催いたします。  次に、5番、令和2年11月14日の土曜日、こちらは毎月第2土曜日に開催しております、ウトグチ瓦窯展示館での焼き物作り教室です。これまで、コロナ感染症対策から中止しておりましたが、11月からですね、コロナ感染症対策を実施した上で、例えば定員を半分にするなどの取組によりまして午前と午後に開催することといたしております。  文化財課からは以上です。 282: ◯委員長高橋裕子君) 主要行事については、これですね。委員からは何かありますか。よろしいですか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 283: ◯委員長高橋裕子君) では、続いてお願いします。神田教育部長。 284: ◯教育部長(神田芳樹君) 一覧にはございませんけど、その他ということで小中学校の修学旅行の現状を学校教育課長から報告いたします。 285: ◯委員長高橋裕子君) 今福課長。 286: ◯学校教育課長(今福保幸君) 修学旅行につきましては、教育委員会のほうでその実施を促すために、実施に向けてクリアすべき条件を10項目定めまして、それをクリアするような形で全小中学校で修学旅行が計画されております。小学校が長崎方面、中学校については京都、奈良方面ですね。そちらで計画をされております。  既に小学校のほうが4校実施をしております。天神山小学校が9月の9日、10日。須玖小学校が9月の30日、10月1日。北小学校が10月の15日、16日。大谷小学校が今日出発して明日までということになっております。明後日木曜日には、西小学校が実施をしまして、12月の10日、11日までで全小学校が修学旅行に行く予定になっております。  中学校については、来年の2月の半ばから2月の下旬にかけて6中学校で実施される予定となっております。  説明は以上です。 287: ◯委員長高橋裕子君) これについて質疑ありますか。迫委員。 288: ◯副委員長(迫 賢二君) ちょっと、中学校ですよ、京都、奈良。これ2泊ですか。1泊ですか。 289: ◯委員長高橋裕子君) 今福課長。 290: ◯学校教育課長(今福保幸君) 2泊3日でございます。すみません。申し訳ありません。説明が足りませんでした。 291: ◯委員長高橋裕子君) ほかにありませんか。ないようですね。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 292: ◯委員長高橋裕子君) 神田部長。 293: ◯教育部長(神田芳樹君) 教育部の報告、説明は以上でございます。 294: ◯委員長高橋裕子君) では、教育部の所管事務調査及び報告事項をこれで終了いたします。  ここで執行部の方退席されますので、暫時休憩いたします。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午後0時28分
                    再開 午後1時27分                ──── ─ ──── ─ ──── 295: ◯委員長高橋裕子君) 休憩前に引き続き、委員会を再開します。  それでは次に、総務部の議会閉会中の所管事務調査及び報告を議題といたします。  なお、委員並びに説明員の皆様に申し上げます。発言の際は挙手で発言を求め、委員長の指名を受けた後、マイクのスイッチを入れ、一問一答で簡潔明瞭に発言を行ってください。  それでは、説明員の説明を求めます。内藤総務部長。 296: ◯総務部長(内藤厚幸君) こんにちは。総務部でございます。よろしくお願いします。本日の閉会中の総務文教委員会の議題は、調査事件1件、報告事項2件、資料をお配りしておりませんが、その他の案件1件、合計4件でございます。順次、担当課長のほうから説明させていただきます。 297: ◯委員長高橋裕子君) 大川管財課長。 298: ◯管財課長(大川 剛君) それでは、1、調査事件でございます。市営住宅建て替え事業について、市内5か所の市営住宅で進めています建て替え事業について、お配りしております、こちらA3横の市営住宅建て替え事業全体スケジュール予定を使って説明いたします。  まず、若草住宅です。ここは、A、B、C三つの建物で構成されています。総戸数150戸、内訳は2DK87戸、3DK52戸、4DK9戸、車椅子対応2戸です。今年度で全ての事業が完了いたします。現在、B棟増築工事が完了し、仕上げの外構工事に着手しております。  次に、欽修住宅です。ここも、D、E、F三つの建物で構成されています。計画戸数は80戸です。2DK57戸、2LDK4戸、3DK13戸、4DK4戸、車椅子対応2戸です。現在、2棟目のE棟建設工事が完了し、間もなく既存の700棟、900棟解体工事に着手します。3年度に3棟目となるF棟建設に着手し、4年度に事業完了を予定しています。  次に大和住宅です。ここは建物がG棟1棟のみとなっております。計画戸数は36戸です。内訳は2DK24戸、3DK11戸、車椅子対応1戸です。現在、G棟の建設工事が進行中で、来年度前半で事業は完了予定です。  次に、双葉住宅です。ここも建物は、H棟1棟のみで計画しておりますが、規模が大きくなるため工期を2期に分けて進める予定です。計画戸数は94戸ですが、建物の配置上ですね、まだちょっと、6戸から12戸、ひょっとしたら減になるということで今、可能性があるということで計画を進めております。内訳は2DK52戸、3DK28戸、4DK12戸、車椅子対応2戸、これは94戸の場合でございます。現在、基本設計中でございます。3年度実施設計の後、4年度から第1期工事に着手予定です。1期工事完了の5年度には旧1100、1200棟の住民がH棟第1期に移転した後、1100、1200棟を解体いたします。6年度からは解体した跡地で第2期工事に着手いたします。全事業の完了は令和8年度前半を予定しています。  次に、上白水住宅です。建物はI棟1棟のみで構成されております。計画戸数は36戸ですが、こちらも配置計画上、減となる可能性がございます。3年度から基本設計業務に着手し、4年度が実施設計と住民の仮移転を予定しています。建設工事は5年度から6年度住民の本移転も含め、事業の完了も6年度末を予定しています。  最後に、入居募集再開の予定についてでございます。令和2年度は5住宅の全てで何らかの業務に着手しており、建て替え事業はピークを迎えております。建設工事と解体工事、設計業務や住民の仮、本移転の手続など業務は多岐に及んでおります。同時に、通常の市営住宅維持管理業務を行う中で10数年ぶりとなる入居者募集の再開には、要綱の改訂や手引きなどの見直し、抽せん方法や抽せん会の周知、開催方法の検討など、課題が山積しております。本来、これら課題の対応は同時に進めるべきものとは承知しておりますが、現状、今のところ着手できていないという状況でございます。今後、もろもろの課題を整理いたしまして、なるべく早い段階で具体的な再開時期をお示しできるように進めてまいりたいと考えております。  説明は以上です。 299: ◯委員長高橋裕子君) 説明が終わりました。これより委員の質疑をお受けします。質疑ありませんか。迫委員。 300: ◯副委員長(迫 賢二君) 今の説明によるとですよ、最後は双葉になるのかな。全部が終わらないからそういうような募集に対して、ある程度めどが立ったら募集を開始するということですか。 301: ◯委員長高橋裕子君) 大川課長。 302: ◯管財課長(大川 剛君) できる限りですね、問い合わせ等も多くございまして、若草等にですね、空きの部屋もございますので、できる限りですね、早い段階で募集を再開したいということで進めていこうというふうに考えております。 303: ◯委員長高橋裕子君) 迫委員。 304: ◯副委員長(迫 賢二君) その中でですよ、いつとは言えないかもしれないけど、大体っていうのは決められてますか。それとも漠然として、全然言えない状況ですか。 305: ◯委員長高橋裕子君) 大川課長。 306: ◯管財課長(大川 剛君) 双葉住宅、最後の大規模住宅がございますが、そちらのですね、今、皆様の意向調査がある程度終わりました。その中で、そのまま双葉に建て替えの後、残られたいか、また欽修であるとか、若草のほうに移転してもいいというようなことを、今、調査の集計をしておりまして、こちらがある程度まとまってきますと、最終的に若草がどれぐらい空くとか、空きがどれぐらい確定するとか、欽修がどれぐらい確定するというのが、ある程度もう少したちましたら数字が出てきますので、そういたしましたら若草なり欽修あたりからですね、募集再開ができるんではないかということで進めていこうというふうに考えているところですが、今なかなか、現有の人員で進めていくというのが、かなり厳しい状況です。ですが、なるべく早くですね、募集再開したいということで進めていこうということでございますが、早くて2年から3年以内にできればというふうには、今のところ考えているところでございます。 307: ◯委員長高橋裕子君) 迫委員。 308: ◯副委員長(迫 賢二君) 2年から3年後っていうことでしょう。 309: ◯委員長高橋裕子君) 大川課長。 310: ◯管財課長(大川 剛君) はい、そうでございます。 311: ◯委員長高橋裕子君) 迫委員。 312: ◯副委員長(迫 賢二君) それとですね、この仮移転っていうのは、1回若草のほうに行くけれど双葉ができたら戻られるっていうことですよね。 313: ◯委員長高橋裕子君) 大川課長。 314: ◯管財課長(大川 剛君) 建て替えた後の新しい建物に引っ越される場合は、もうこれは仮というのは認めておりません。もう本移転のみです。要は、古い旧住宅であるとか、一般の、別の、何ていうんですかね。民間の住宅とかですね、そちらに引っ越していただくのは仮なんですが、新築のほうに引っ越していただいて、そこに1年、2年だけいて、また新築に戻るということは基本的には遠慮いただくというか、認めておりませんので。新しいところに移るんであれば本移転という形でお願いしております。 315: ◯副委員長(迫 賢二君) 分かりました。 316: ◯委員長高橋裕子君) ほかにありませんか。西川委員。 317: ◯委員(西川文代君) これですね、今ちょっと課題も山積、やるべきことも多くてなかなか進まないっていうような説明があったんですけれども。よく、市民の方もそんなたくさんの方ではないですけれども、せっかく建て替えられたのに空いている、どうなっているんですかというような声がですね。やはり、時間がかかり過ぎているっていうのがあると思うんですよ。それで、ここにもうちょっと人員を割り振ってというか、仕事ができる状況にして速やかにそれを解決する、そういうことをされる計画はないんですか。 318: ◯委員長高橋裕子君) 大川課長。 319: ◯管財課長(大川 剛君) 御意見としていただいてですね、私どもも同じようにではございますけど、人員の増も含めてお願いしながら、早い段階でのですね、募集再開をしていきたいというふうには考えております。 320: ◯委員長高橋裕子君) 西川委員。 321: ◯委員(西川文代君) 以前ですね、市営住宅のことをお尋ねしたときに、ここに入居していただければ、それでも家賃が入ってくるということで考えると、基本的には春日市の負担はないんだというような御説明があったと思いますけど、このように新しくきちんとした御部屋ができているのにもかかわらず、そこに時間が要すればですね、そこの家賃は入ってこないわけじゃないですか。そうなると、そこら辺の試算、こうやって滞ってくることによるマイナスっていうかですね、そこら辺りは計算とかされてるんですか。そこは市民の方もですね、気になってらっしゃるようです。 322: ◯委員長高橋裕子君) 大川課長。 323: ◯管財課長(大川 剛君) 細かいですね、一応、以前から御説明のとおり、市営住宅というのは起債と、あと、住民の方の家賃のみで賄うということで御説明をさせていただいておりますので、基本的にはその中で建て替え事業も進めているというところでございます。ただ、確かに空室が多くあるしですね、その分の家賃収入というのは減るわけでございますので。  以前ですね、御説明させていただいた頃は、当時、建て替え事業が終わる頃を見計らって再開をさせていただきたいという御説明をさせていただいてたんですけど、さすがにそれでは間があまりにも開き過ぎるということで、6年度から7年度ということで当初は御説明させていただいてたところなんですが、それを何とか前倒しをして、五、六年を二、三年でということで今、何とか再開させていただきたいということで、かなり前倒しということで今、進めさせていただいているところでございます。 324: ◯委員長高橋裕子君) 西川委員。 325: ◯委員(西川文代君) もう少しですね、ここに人数を配置すれば、少しでも前倒しになるんであればやっぱりそうするべきだと思います。市民の皆さんも入りたいわけですよね、新しい、こんなきれいな、エレベーターつきのものをそのままにしておくというのは、大変もったいないことですので、そこら辺を重々考えて進めていただきたいと思います。  以上です。 326: ◯委員長高橋裕子君) 要望ですね。岩切委員。 327: ◯委員(岩切幹嘉君) すみません、ちょっと細かいんですけど、新しい住宅に移転されて風呂の追いだき機能がない状況だと。家族の方がいらっしゃると、冬の間は特に大変かなと思うんです。逆に、新たに沸かすとまた燃料費もかかるでしょうし、そこ辺の追いだき機能っていうのがついてないみたいんですが、今後もついてないままでずっと進んでいくんでしょうか。 328: ◯委員長高橋裕子君) 大川課長。 329: ◯管財課長(大川 剛君) これは、当初の若草の一番最初のときからそのお話がありましてですね、基本的に追いだきはないんですが、高温さし湯といいまして、今そういうのが主流になっているんですけど、昔の古いバスのタイプであれば、もちろん沸かしなおしっていうのができるんですけど、高温さし湯っていう形でですね、例えば40度が35度になった、そこに60度とかいう高温のお湯を足して温める、元に戻すっていう、若干お湯の量は増えるっていうことになるんですけど、高温さし湯は全ての機能でついておりまして、住民説明会のときも、そこは説明させていただいてある程度納得はいただいているということで今、その方式で進めさせていただいているところでございます。 330: ◯委員(岩切幹嘉君) 一応、そういう声があったんですよ、聞いてみようと。 331: ◯委員長高橋裕子君) ほかにありませんか。川崎委員。 332: ◯委員(川崎英彦君) 入居募集を前倒しと、頑張ってやっておられるということではあるんですけど、今、現状の入所者数は何人になってるんですか。 333: ◯委員長高橋裕子君) 大川課長。 334: ◯管財課長(大川 剛君) 6月の時点でございますが、約300世帯でございます。全部で396でございますが、大和が今のところ建物がございませんで、皆さん仮移転の状況でございます。そこが27世帯、40戸に対して28世帯でございますので、それを含めまして、今のところ293世帯ですね。396世帯中でございます。 335: ◯委員長高橋裕子君) 川崎委員。 336: ◯委員(川崎英彦君) 仮移転、外に出られてる方も含めて293世帯、トータルで293世帯ということですか。 337: ◯委員長高橋裕子君) 大川課長。 338: ◯管財課長(大川 剛君) はい、そうでございます。 339: ◯委員長高橋裕子君) 川崎委員。 340: ◯委員(川崎英彦君) ということは、完成してないところも当然ありますから、100戸は空きで募集がかけられる、募集したら100名ぐらいは募集がかけられるというふうな状態ということなんでしょうけど、できてないところはまだこれからの話ですから。先ほどから何名かの委員さんからも言われてますけど、これ、空いたままにしとくと回収が遅れるっていう話じゃなくて、それは損失として計上されていくものだよね、本当はね。  もう何十年前にも建て替えたときにはですね、そこまで一斉に回収ができない話なので、それを考えると、100戸が空いてるわけじゃないですけど、できるだけ早く募集をすることのほうがですね、投資効果っていうか費用対効果が高いような気がします。というのは、先ほどいろんなところで人員を入れろっていう話ではなくて、これ、コンサルか何か入れてですね、募集まで含めて要項まで含めて検討して、どうやったら早くできるかっていうことをですね、検討してもいいんじゃないかなって思うんですけど、そういうふうな御検討とかはされてますか。 341: ◯委員長高橋裕子君) 大川課長、さっきの空いてるのが100戸っていうのは、それ、数、違いますよね。そこをちょっと説明して。入ってる人もいらっしゃるわけだから。大川課長。 342: ◯管財課長(大川 剛君) はい。具体的に申し上げますと、もちろん大和以降っていうのはまだこれからの建て替えでございますから、古い住宅を含めての入居数でございます。今現在建て替えたとか、完全に建て替えが終わったのは、まだありません。今回、若草でございますが、若草住宅だけであれば、供給戸数が今150戸ということでございまして、そこに対して、最終的に戻って来られる方が110世帯ほどはございますので、現在、募集できるとすれば、その若草の40戸のみということです。 343: ◯委員(川崎英彦君) 若草に関してはですね。 344: ◯管財課長(大川 剛君) はい。それ以外はまだ事業を進めているところでございますから、実際にはまだ住まれておりませんので、申し訳ございません。 345: ◯委員長高橋裕子君) 川崎委員。 346: ◯委員(川崎英彦君) これから建て替えに入って、動く分もあるので、完全にですね、仮入居される方も新しいところにいらっしゃるということでいいんですよね。その移転をされる方のためのスペースでもあるという、若草の今、空いてるところはそういうスペースでもあるという理解でよろしいですか。 347: ◯委員長高橋裕子君) 大川課長。 348: ◯管財課長(大川 剛君) 今、供給できているのは若草のみでございますから、そちらに今後の建て替えで、仮なり本移転の調査をいたしまして、もう若草でいいと、永住したいという方がいらっしゃれば若草のほうに本移転をしていただくということでございます。 349: ◯委員長高橋裕子君) 川崎委員。 350: ◯委員(川崎英彦君) すみません。本移転もするし、仮移転もするという理解でいい。 351: ◯委員長高橋裕子君) 大川課長。 352: ◯管財課長(大川 剛君) 仮移転は新築にはできませんので。 353: ◯委員(川崎英彦君) あ、できないの。 354: ◯管財課長(大川 剛君) 新築はもう本移転のみでございます。認めているのはですね。新しいところに入って一、二年でまた新しいところに戻るということは御遠慮いただきたいということで、そちらは認めてないということでございます。 355: ◯委員長高橋裕子君) 川崎委員。 356: ◯委員(川崎英彦君) はい、分かりました。そういう意向調査がはっきりしてない段階でですね、これ以上申し上げませんけど、やっぱり空きがあるっていうことはですね、やっぱり大事な試算を償却してることに他ならないので、できるだけ、コンサルを入れてやることのほうが損失が減らせるんであれば、そういうふうなことも検討していただきたいなと思います。 357: ◯委員長高橋裕子君) 大川課長。 358: ◯管財課長(大川 剛君) 委員の御意見もいただきながらですね、何が一番最善で、早い段階でできるかということを検討させていただきまして、なるべく早くですね、募集再開を行いたいというふうに考えております。ありがとうございます。 359: ◯委員長高橋裕子君) ほかにありませんか。迫委員。 360: ◯副委員長(迫 賢二君) すみません、前聞いてたかもしれませんけど、駐車場代変更っていうのは、今の価格から上がりますってことでしたっけ。何ですか。駐車場代変更って書いてますよね。 361: ◯委員長高橋裕子君) 外構工事の下に書いてある住民対応のところを言ってるんだと思うんですけど。そういうことでしょう。若草とか欽修の。大川課長。 362: ◯管財課長(大川 剛君) 新築に変わりましたら、若干の駐車料金もですね、値上げをさせていただくということでの、これは記入でございます。 363: ◯委員長高橋裕子君) いいですか。西川委員。 364: ◯委員(西川文代君) すみません、ちょっといろいろ疑問点がありまして。調査っていうことを言われてますけど、調査はどのように行われてるんですか。どちらかに頼まれてるんですか。市役所がしてるんですか。 365: ◯委員長高橋裕子君) 主語、分かる。じゃあ、大川課長。 366: ◯管財課長(大川 剛君) 双葉の意向調査のことでございますかね。 367: ◯委員(西川文代君) 意向調査っていうのはどういう形で。 368: ◯管財課長(大川 剛君) それはもう、直接私どものほうで住民の方にですね、お配りしたアンケート調査をさせていただいております。 369: ◯委員長高橋裕子君) 西川委員。 370: ◯委員(西川文代君) そういうことで、いろいろとそれを整理したりするのに時間がかかったり、多忙感が出ているんであれば、そういうことこそですね、先ほどもありましたけど、外に頼むっていうことはできないんですか。業務委託。 371: ◯委員長高橋裕子君) 大川課長。 372: ◯管財課長(大川 剛君) 今までのケース、100件程度とか、そういったことでですね、それをコンサル等にお願いするってことであれば、また、予算を計上して入札とかですね、そういった時間、手間暇考えると、私どもがやったほうが早いということを判断して私どものほうでやらせていただいております。 373: ◯委員長高橋裕子君) ほかにありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 374: ◯委員長高橋裕子君) ないようですので、続いての議題に入っていってください。  大川課長。 375: ◯管財課長(大川 剛君) では、2の報告事項に入らせていただきます。(1)でございます。春日市市庁舎防水外壁改修工事についてです。資料が、お手元にお配りさせていただいております、こちらA4縦の1枚紙でございます。よろしいでしょうか。  これはですね、6月の委員会でも説明をさせていただきましたが、実際に工事が始まりましたので再度御報告をさせていただきます。  まず、工程表です。現在、行政棟と議会棟は、足場の設置が完了し、外壁やタイルのひび割れを調査中です。行政棟は調査を終了したところから補修工事に着手をしております。大会議棟は現在、足場を設置しているところでございます。調査は11月までに全ての棟で完了し、工事は来年7月までに竣工予定です。
     その下です。次に、仮設足場の設置箇所です。赤の線でお示ししているところが足場を設置しているところでございます。図面の左側、四方を囲っているところが行政棟の2階から7階部分です。その左斜め下、小さな四角の出っ張りがバスの車庫です。その下が1階税務課側でございます。図面右側の下、平仮名の逆「く」の字部分が議会棟、その上が大会議棟の足場設置箇所となります。ちなみに、足場未設置箇所については、高所作業車で対応いたします。あと、余談でございますが、大会議棟の横にありました池は今工事にあわせて、先日から埋め戻しを実施させていただいております。  最後に裏面を御覧ください。こちらは養生シートの立面図でございます。青いところは明かり取り用の白いシートを設置していますが、それ以外のところもメッシュシートを設置しており、執務室などがなるべく暗くならないように配慮をしております。工事は引き続き半年以上継続いたします。騒音などで議員の皆様にも御迷惑をおかけすることがあると思われますが、御理解と御協力をお願いいたします。  説明は以上でございます。 376: ◯委員長高橋裕子君) これより、委員の質疑をお受けします。質疑はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 377: ◯委員長高橋裕子君) ないようですので、続いての議題に移ります。  神崎総務課長。 378: ◯総務課長(神崎由美君) 続きまして、(2)令和2年度第3回春日市個人情報保護審議会についての報告でございます。  A4の配付資料のほうを御覧ください。  審議会の議題は3項目で、1項目め、事前に審議会の意見を聞く事項について、例外利用6件。2項目め、春日市個人情報登録報告書等について、登録9件、登録の修正2件。そして3項目目は、春日市個人情報例外利用等報告書について、例外利用18件と外部提供2,733件でございます。  まず、1の事前に審議会の意見を聞く事項について、(1)春日市新生児臨時特別定額給付金給付事業に係る通知リストでございます。これは、臨時特別定額給付金給付事業の申請期限である4月28日を基準日として、この日以降、令和3年4月1日までの間に生まれた子を対象に子育てに係る生活支援として、新生児1人につき10万円を支給する事業で、例外利用については出生届提出後、転出した世帯の転出先を例外利用するものでございます。  次に、(2)不動産所有者情報及び共有者情報です。これは、介護保険住宅改修費支給申請に当たり、改修を行う住宅の所有者、共有者を確認するためのものです。  続いて、(3)介護給付費等データ、事業参加費データから(6)乳幼児健診データ、妊婦健診データまででございます。これらの情報は令和3年度に取り組む国のライフスタディ事業の一環で、高齢者の介護予防を目的として、九州大学と委託契約を結ぶことから、これに先立ち事前調査を行うため各所管のデータを取りまとめ、個人特定ができないよう加工して、九州大学に提供するための例外利用というものでございます。  以上6件の例外利用について承認をいただきました。  次に、2、春日市個人情報登録報告書等についての登録です。  (1)新生児臨時特別定額給付金申請書兼請求書は、先ほど1の(1)で説明した事業に伴うもので、申請受給権者氏名、給付対象児続柄、給付金振込先金融機関口座情報等の個人情報等の収集を行ったものです。  続いて、(2)特別定額給付金の給付に係る配偶者やその他親族からの暴力等を理由に避難している旨の申出書です。対象者に対し、避難先で給付金を支給するため、氏名、届け出者及び同伴者が現在居住している未届けの住所等の個人情報の収集を行ったものです。  次に、(3)夏季インターンシップ参加申込書及び(4)春日市インターンシップ申込書で、(3)は本人記載用、(4)は大学等用で、学生氏名、生年月日等の収集を行っています。  続いて(5)職員採用試験第2次試験用体温等記録表は、コロナウイルス感染拡大防止のため、そして(6)職員採用試験の履歴書は、これまで任意であった書式を統一したため、(7)の職員採用試験の受験申込み(インターネット用)報告は、インターネットでの申込みを開始したため、それぞれ氏名等の収集を行いました。  (8)サービス等利用計画等作成資料提供依頼書は、障害福祉サービス利用者の同意の範囲内で認定関係資料に係る情報を支援事業者等へ提供するため、そして(9)障害支援区分認定関係資料提供依頼書は、障害福祉サービス利用者または主たる介護者等の認定関係資料を外部提供するため、障害福祉サービス利用者の氏名、生年月日、受給者証番号等の収集を行ったものです。  以上9件の報告を行いました。  続いて、登録の修正です。(1)自立支援医療費(更生医療、育成医療、支援認定申請書)及び(2)自立支援医療費(更生医療、育成医療、受給者証等記載事項変更届)で、共に記録項目の精査を行ったところ、性別については利用していないということから、この項目を削除したものです。  次に、3、春日市個人情報例外利用等報告書についてです。  まず、例外利用の(1)の放課後児童クラブ登録者名簿及び(2)分散登校日調査名簿で、新型コロナの臨時休業終了の際の学校再開に係る緊急対応としてのものでございます。  (1)は、小学校側が放課後児童クラブの児童を把握し、間違いなくクラブ舎に向かうよう声かけをするため。  (2)は、児童の分散登校日を児童クラブ側が把握し、対応するための例外利用でございます。  (3)は、令和2年度職員採用試験の会場である総合スポーツセンター管理者が、新型コロナ感染症対策として、必要なときに施設利用者の追跡確認を行うことができるよう、受験生氏名、電話番号、試験当日の体温等の個人情報を例外利用したものです。  (4)は、新型コロナ感染症対策として実施された図書カードを市内小中学生に一斉送付する事業について、郵送に当たって、DV等の配慮が必要な児童生徒を抽出するための例外利用を行ったものです。  (5)は、各自治会で開催される敬老会の名簿作成のため、(6)は、高齢者祝い金の配付を自治会に依頼するため例外利用したものです。  (7)のリストは学校教育課が就学児童及び生徒援助のため、保護課が所管する被保護者一覧リストの5月から8月分を例外利用したものです。  (8)は国保医療課が国民健康保険の保険資格を把握するため、市民課管理の情報から2月から5月分を、(9)は同じく国保医療課が診療報酬明細書の再審査のため、高齢課の介護保険給付実績記録を5月と7月に例外利用したものです。  以上10件の承認をいただきました。  (10)は、高齢課が介護保険料減免審査のため、無資産証明が必要なことから、課税台帳を7月と8月に例外利用したものです。  続いて裏面になります。  外部提供の2,733項目で、これは法令に基づき、また事前に審議会の同意を得た事項について、個人情報を官公庁などに外部提供するものです。提供した目的、提供先及び提供した個人情報の主なものについて御説明します。  (15)は介護サービス計画を作成するなどを目的に、介護サービス事業者に認定調査票等を提供したもので、件数が1,195件。(17)国保被保険者の資格、保険給付及び保険料の確認などを目的に課税台帳マスター等を提供した件、396件などがございました。  令和2年度第3回個人情報保護審議会の報告は以上でございます。 379: ◯委員長高橋裕子君) これより委員の質疑をお受けします。質疑ありますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 380: ◯委員長高橋裕子君) ないようですので、ほかにございますか。神崎課長。 381: ◯総務課長(神崎由美君) 3のその他になります。  こちらのほうですね、配付資料のほうはございません。口頭での説明をさせていただきたいと思います。第33回春日市表彰式についてでございます。議員の皆様には、既に案内状を送付、参加についての御返事をいただいてるところですが、令和2年11月3日土曜日午前10時からふれあい文化センタースプリングホールにおいて表彰式のほうを行います。今年度は32名、3団体の方を表彰いたしますが、新型コロナ感染症対策のため、会場の変更、入場の際の検温、マスク着用及び手指消毒、間隔をおいた着座等を行うこととしております。また、席指定の関係から事前に出席連絡等をお願いしているところでございます。来場を御予定の場合は御理解、御了承をどうぞよろしくお願いいたします。  以上でございます。 382: ◯委員長高橋裕子君) では、これでいいですかね、今の報告で。  内藤総務部長。 383: ◯総務部長(内藤厚幸君) 総務部からの説明は以上でございます。どうもありがとうございました。 384: ◯委員長高橋裕子君) ここで、暫時休憩いたします。お疲れさまでした。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午後2時02分                 再開 午後2時03分                ──── ─ ──── ─ ──── 385: ◯委員長高橋裕子君) 委員会を再開します。今日はこれで終わりですけれども、委員のほうから何かございますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 386: ◯委員長高橋裕子君) ないですね。それでは、本日の総務文教委員会を散会いたします。お疲れさまでした。                ──── ─ ──── ─ ────                 散会 午後2時03分...